昨日、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットとクエンティン・タランティーノ監督が組んだ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を、観てきました。とても、面白い映画でした。
心から、お勧めいたします。
この映画は、1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッドで徐々に仕事がなくなってきた俳優とスタントマン、2人の映画人の関係を中心に、ハリウッド黄金時代をタランティーノ監督の視点で描いた作品です。
スタントマン役のブラピと俳優役のディカプリオの演技も素晴らしかった。

ネオン輝く看板や車など、細かなところにまで69年のハリウッドを完全に再現し、まるで自分もハリウッドを歩いてるかのようなに錯覚しました。
前半は影が薄くて、後半になって、存在感を発揮し始めるスタントマン役のブラッド・ピットが、凄いです。とてもカッコいいてます。


シャロン・テート役のマーゴット・ロビーが、とても可愛かったです。
シャロン・テートが映画館でお客さんの反応を観ているシーンは、印象的でした。
ディカプリオは、
8歳の子役の少女と二日酔いで現場に臨んだが休憩時間に、お互い読んでいる本について会話を交わすシーンは、良かったです。
私は女優ではない「役者」だと少女は言う。その真摯な態度をくたびれたアル中俳優は、受け入れシーンは、ジーンときました。
ラスト13分はタランティーノらしく、炸裂してたまりませんでした。
この映画、
161分(2時間41分)と長めな映画ですが、ダラダラとハイスピードのメリハリがしっかり効いていて、時間を忘れてしまうほど映画の世界に引き込まれてしまいました。お勧めいたします。