❄️    西武新宿線 未曾有の大雪で脱線転覆か⁉️

 

 

  

 高校生活最初の、以後45年間破られることのない記録的大雪の冬。。

 

 忘れもしない激動のシックスナイン1969が明けて間もない南関東未曾有の大雪の日の朝のことだった。それは、大難を小難に変えてしまうという僕の流儀元年だった。

 

 ‘モーレツ’な時代の夜明け前、白バイによる史上最高のジュラルミンケース入り現金3億円強奪事件(未解決)のあの寒い冬。

 

 

 ‘“その日は早朝から大雪だった。 設立以来これから黄金の30年への裾野をゆっくりのぼり始めた

その鉄道会社線は、大雪にも拘らず新宿都心をほぼ定刻通り発車した。

 

 若い車掌も運転手も、雪でお客さんが☃️滑らないように かといって遅れないようにもと

いつも以上に気合を入れて職務を遂行する。ーーOhモーレツ時代の仕事人間❗️

 

 

 

  僕も同じく、気合い入れて駅に向かって慎重に歩き始めていた。 だが石橋を叩き過ぎたか

いつもの列車は目前で発車してシマッタ~_~; 実わそれって校門まで余裕で歩けるlast trainなんだ。

 

 さて1つ後の電車は、遅いんでガラガラとまではいかなかったけど、てか立ってる人がマバラ

という程度。かつ完璧JKゼロ‼️

 

   何事もなく10分が過ぎた。

   外は見ても雪❄️雪❄️雪ばかり。

 

 ウチラ高校の最寄の終着駅は出口が1番前の端にあった。だから一両目は混む。

早く改札を出なぁと思う一方、僕はある種神がかった直感的理由で、2両目の1番前の左側に座っていた。1両目と2両目の連結器は車両を繋ぐ連結器ではなかった。1両目と2両目でこれから始まる出来事というか運命を分ける繋ぎ目だった。

 

左を向けばいつもなら見えるはずの先頭車両の中が、車両間のわずかな隙間にも次々に飛来してくる雪でほとんど見えない。わざわざ首をひねったまま見ているほどのものかと、すこしトロンとしてるぼくの耳に、快活なOLさんらしい声が心地よく響いてる。

 

 それは、僕のすぐ右に立っている職場の同僚らしき男女2人連れだった。あとで考えるとこの2人、

向いでなくこちら側でよかった。。OL👩‍💼さんは、きれいな細い指で軽〜く吊り革につかまり、オフホワイトのコートを着、こんな❄️雪の日でも途中さえ気をつければ車内を颯爽と歩けるのか雪より白いヒールの踵はやや高めだった。

 

 きれいにカールしてある髪はチェスナットのセミロング、いやロングがカールされてセミに見えたのか❓ きれいなOLさんは、大雪をもロマンに変えてしまうらしく楽しそうだった。同僚らしいスーツの男性は、うんうんと笑って頷いている。

 

 爆発的に🤯女子高生が使うようになるホットカーラーは、未だ大々的な普及型が出る少し前の頃だったので、一生懸命夜のうちから🌌巻いて寝たに違いない❗️よく巻けた、綺麗にキレイにちゃんと巻けてる‼️って会社で言われるに決まってる。。だから大雪でも💕ルンルン、ヒールの高い靴で来てしまった⁉️

 

  けど、軽く手を🫴置いているだけのはずだった

 

細く美しい指が🤌延髄からのショート指令で掌に食い込むほどの勢いで吊り革をギュギュギュイっと握りしめるその瞬間は、もう2秒後に迫っていた。

 

ぼくの耳は再び、OLさんの👩‍💼快活なソプラノにトローンとしていった。。 と 突然

 

"ドーンドゴゴゴゴオオゥ“という強烈な音と共に”ズシシィイイーン“という1回目の衝撃がまず来た。直後ガリガリガリガガガァという轟音振動が床か線路から🛤かと僕の体を突き上げようとする。

 

 反射的に僕の足というかつま先が力みつつ踏み込むように左を即ち列車の進行方向を向こうとし、思いっきり 首を回して直視した。ーー

 真っ白だ!それは大雪だからということではなかった。いくら大雪でも30cm前方の車両は完璧には霞むまいょ。な、なんと1両目先頭車両が🚃そこに居なかった‼️えっえ”け“ッッッ‼️いったい何がどうなったのか⁉️

 
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当〜然・つ・づ・く・・・・