前世紀 小学生の頃?
伊東近辺だったと思うけど
1万坪近いだだっ広い敷地に
平屋建の日本旅館
3LDKの和室ーーそーゆー客室が6室あるだけ
目の前にはくねった大きな50mプールほどの池があって
果てしなく広がる庭園の芝の遠くには
毎日のようにいいフロがあるってCMしてる
何階建かの有名ホテルが見えていた。。
あっちは派手な豪華?
ウチラのは隠れ家豪華⁉️なのかな
とゆーシチュエーションにあった🤭
ぼくなのですが、、、、👇
では ✒️✏︎✏️
、、、、、、
僕がいた客室ー🍁紅葉の間ーを出ると左右に
広~ぃ廊下が飴色にツヤツヤ艶々輝いてる。
あの夜、ぼくはひとりでその廊下に出たのだけど。。
悠々贅沢な造りの日本旅館の広くて綺羅ピカな廊下というのは
歩いている人もなく。。時折り、各部屋付きの例えば紅葉の間🍁の
“桃子オバちゃま”とかが、しっかり和服で音も立てずに軽く会釈をしつつも楚々として通過していくだけだった。
ぼくの、まあウチラ家族が👨👩👧👦滞在していた客室の丁度真ん前が、ここの内湯の脱衣場の入り口になっていた。右が殿方で、反対左側には紺暖簾(ノレン)に大きな🟥赤文字‘め’印が垂れていた。僕が明るい殿方部屋に入って着衣を脱いでいると、奥の方の湯殿側のドアからキャッキャッ女の子の声らしきが聞こえてきた。なので、おそるおそる湯殿に通じるドアをそっと開けると
薄暗い大きな鍾乳洞というか地下室に入ったような水滴るピタピタ音が耳に入ると同時に、すぐ
右に白煙といくつかの白い背中が並んでいるのが目に入ってきた。
右側に突然広がる音源“キャッキャッ”。一歩進むと正面遠くに湯煙で霞む行き止まりの壁の所にいくつか手桶が江戸時代劇みたく積み重ねられ、その脇に栓が光り体を洗う場所らしきが数人分あるようだった。
なよやかな白い背中ー少女たちが並ぶ右側は、多分壁に沿って楕円を半分切ったような、7、8mの径の半楕円形の湯殿なのだけれど、ぼくが温泉内に入ってきたとこに近い楕円の弓なりの端寄りで女の子たちが話し込んでいた。
弓なりの一番端の壁寄りの子は、丁度ぼくのほうに視界が効く位置なのですぐ気づいたらしく一瞬こっちに振り向いた。と2番目の子も、えって🤯カンジで熱った顔を左に回してぼくのほうに振り向きかけた。、おっっとぼくは、彼女たちの濡れた白い背中の脇を危うい足取りながらも、彼女達全員が振り向く前になんとか滑らず大向かいの体を洗うスペースまで一気に辿り着くことができた。
や、鏡🪞❗️
湯煙でよく見えてなかったけど大〜きな鏡だ。
でも、白々と霧模様のモヤモヤ。。
行き当たりばったり文字通りそうだね、うん歌舞伎の
段取り動作みたくさ。きれいに積まれた手桶🪣の一つを
勝手知ったかのようにサッと掴んで座り込んだ。
すると置いた拍子に、自分でもビックリ🫢するほどの手桶の木魂とゆーか
木の底の湿気に富んだジツに心地よい音が高天井の♨️温泉内に
スコココオーーン
と響きわたって、ドギマギさを程よく打ち消してくれたのはなんともありがたかった。
で、やっとぼくは🧏♂️耳を頼りに湯煙の中全体の把握に努めたってわけなの デス❣️
どうやら
湯殿にはだれも浸かっていないというか。沈んだりする水音・気配が全くないし、
なのでです!、湯殿の端から弓なりの部分に足湯状態でキャッキャッ話し込んでいる同世代gal
数人:僕1人⁉️という現状の構図が、もやもや湧き立つ湯煙の中にあってあたかも、雲海を通り抜けたかのようにはっっきりわかった。
ま、行き当たりばったり奥のほうに座っちゃったんで、
とりあえずショーがねー、、体を洗うほかなかったわけなんですが?❓
・・・・・・・・ つ・づ・く