今年はいろいろな悲しい出来事が多くあったことは以前にも書いたが、その中で自分自身について考える機会も多く、今現在の自分なりの答えを出すことができた。




今回は、そんな自分が今考えている「生きる意味」について書いてみたいと思う。





もちろん、この問いに正解はない。



人それぞれ答えは違うし、だからこそ一人ひとりが自分なりに考えてみることに意味があるのだと思う。


 




 今の自分が出した答えは、シンプルに言えば「継承」だ。





 生物学的に考えれば、生きる意味の一つとして「子孫を残す」という考え方がある。



しかし、それは誰もができることではない。





 一方で、人間には他の生物にはない知性や文化がある。



 だからこそ、子孫を残すことだけが「次へつなぐ」ことではないのだと思う。





 自分が生きてきた中で得た経験や考え方、誰かから教わったこと、仕事で身につけた技術、あるいは自分の生き方そのもの。



 そういったものを誰かに伝え、その人の心に何かを残すことができたなら、それだけでも十分に生きる意味があり、生きる価値があるのではないだろうか。





 たとえ身体が思うように動かず、周りの人の世話になっている人であっても、その人の生き様から誰か一人でも何かを感じ取ることができるのなら、そこには確かに価値があると思う。


パートナーや子どもがいなくてもいい。




 仕事の後輩でも、友人でも、近所の人でもいい。自分が誰かに何かを伝え、その人が何かを感じ、ほんの少しでもその後の人生に影響を与えられたなら、それも一つの「継承」なのだと思う。





 そして、その生きる意味を全うするためには、やはり日々の物事に誠実に向き合うことが大切なのだろう。





何か大きなことを成し遂げなくてもいい。





 自分が経験したことや考えたことを、自分なりの生き方として次の誰かへつないでいく。




 今の自分にとっては、それが「生きる」ということなのかもしれない。