殆どの作品を濃墨で書くのが、所属会の主流のようで、
頑張って、濃墨・作品用の墨液を何本か奮発して購入しています。
今月の半紙の部の課題は、北魏・顔真卿風の書き方
ずいぶん昔に秋田市の佐藤蒼龍先生が開催していた書人の書き方・・
あまりにも前に習っていた書法なので、もう、手が忘れてしまいました。
そして今、私は逆に、滲む墨で作品を‥と思ってTRYし始めたのですが、
本部の時流とは、真逆になっているようです。
墨造りがわからなくって、検索してみました。
簡易的な古墨風の淡墨の作り方・・その方法の例が「にじむ墨」と「にじまない墨」をまぜる
淡墨の作り方
使用する墨 呉竹精昇堂で作られた「青藍花(青墨)」
使用する水 墨色に冴えを与える「ミネラルウォーター」
作り方 ①硯の丘に、ミネラルウォーターを数滴落とす。
②墨は軽く持ち、硯面に軽く密着させるように磨る。
・多量に使う場合は、どろどろに磨ったものがある程度たまったら池の中に移し、丘に水を差して同じように磨り、濃度を濃くする。
③どろどろになって、固形墨が動きにくい状態になった後、指先でもう一度、15分~20分間程度墨を磨る(さらに粒子が細かくなる)。
④筆に水を含ませて、硯の墨を、少しずつ水で容器にといていく。
⑤この段階で、墨色を調整しながら見る。
・油煙墨や松煙墨で古く枯れた墨を適度に磨り混ぜると、輪郭がくっきりとした淡墨が得られる。
青藍花という名称の青墨・・・ O_O)は?? 使いかけが手元にありますわぁ。
それをつかえばいいの? 墨をためておく銅製品の墨池は、昨年・手に入れました。
奈良の、濃くならない墨・・・45年以上前の墨、
無駄に力を入れて使ってすり減らしてしまいまして
あまり残っていませんが・・それを混ぜたらいいんじゃないのかしら
体力があまり残っていませんが、少しずつ・やってみますかぁ…