2010年の年頭にあたり | 佐藤ゆかりオフィシャルブログ|大阪(枚方・交野)代表 衆議院議員 自由民主党 Powered by Ameba

2010年の年頭にあたり

平素のご芳情に感謝申し上げるとともに、本年も倍旧のご厚誼のほどお願い申し上げます。

鳩山新政権が発足し、100日以上が経過しました。
政権交代によって政界の景色は様変わりしましたが、政治的課題は何ひとつ解決されていません。
むしろ、将来への不安はますます大きくなっているとさえ感じます。
民主党政権は、自らのマニフェストに盲従し、自民党政権時の政策否定に固執する反面、安全保障や外交問題など国家の姿勢を示すべき局面で、いまだに責任ある決断を下せずにいます。
事業仕分けに代表されるようなテレビ向けパフォーマンスばかりがクローズアップされましたが、肝心の予算編成や財源確保においても、およそ政権政党とは思えない大きな混乱を露呈しました。
加えて、清廉なイメージを売りにしていた鳩山首相の偽装献金や、自身の不透明な政治資金問題に対する小沢幹事長の強弁ぶりをみていて、このような民主党の2枚看板こそが政党云々というよりも政治そのものの国民への信頼を著しく失墜させています。

そこで、年頭にあたり寅年の今年を漢字1文字で表すとするならば、「絶」ではないでしょうか。
これまでの政治の悪いところをすべて絶ち切り、新しいものが芽生える年。
自民党においても悪しき古い体質を絶ち、内外ともに生まれ変わりを果たすべく、微力ではございますが精進していきます。
合わせてエコノミストの職歴も生かしながら、日本経済の立て直しに向けた活動をしっかりと行ってまいります。
                           
前衆議院議員 佐藤ゆかり