視察団・・・ | 郷の住人

視察団・・・

富山県から視察に来られました 総勢51名 バス2台の団体様です


1月に 富山管区の研修会に呼ばれ「河和田東部美しい山里の会」の活動を

話していましたところ ぜひ一度伺いたいとのことでした


せっかく来られるのなら 河和田東部だけでなく 鯖江市全体の鳥獣害対策を

聞かれた方が きっと参考になりますよ と 市の方に対応をお願いしました


郷の住人-富山県視察団  郷の住人-山川さん
あいさつの後 鯖江市のマスタープランを説明 そして 地元の人に話してもらう

これが鯖江市のやり方 もっとも身近で活動している人が どう感じ どうしたのか


郷の住人-横澤さん  郷の住人-和田町現場
この方 横澤さんは 6連式サル鉄砲の開発者 “一発撃ったって 屋根の上で

振り向くだけで 続けて打ち込まな 逃げてかんのや・・・” それで 連発になった


話の時間は少ないので あとは 二班に分かれ 現地に行って 詳しく説明です


現場は 緩衝帯・ネット柵・電気柵と 富山のみなさんには 初めての光景でしょう

今や こんな複合柵にまでなっているんですよぉ しかも 集落ぐるみの管理体制


お昼に ジビエ弁当を食べて “シシ肉っちゃ うまいもんや” っていう感じ


午後が出番でした 最近感じているのが 技術だけの研修会が多くなっていること

技術の裏付けには 経験が必要なんです それに 一番肝心なのは管理体制です

そこで 集落ぐるみ対策の話となるんです


地元であった反対意見や 他人事の被害意識 その辺を 何とか説得していくには

研修会に参加して多くの情報を得る そうして意見を出し合ううちに 共有できるもの


後は 管理体制や点検の負担減と効率化を模索していく あと 仕組みの理解かな 

なんといっても まずは 役員さんが一致結束することからです


河和田東部の牛さんの所に行って詳しい話を・・・ と 雨 ザァ~っと きました

なので 急きょ 公民館に避難して そこでまたまたお話・・・


こちらが喋ってばっかりでは・・・と 質問タイムに


“柵の中には いつ入れるのか・・・” あっ それは・・・やっぱり聞かれましたねぇ

ずっ~とですよぉ 牛舎はありません 放牧ですから ず~っと ここに居ます


“牛の放牧で レンタル料は・・・”畜産農家さんには 半年分エサ代が浮きますから

敦賀からの輸送費も みてもらっています


では ここへの収入はというと・・・ こうして皆さんが見に来てくれることで 少しでも

お金を落としてもらえるからですねぇ 貴重な 会の維持費

                             となるんです・・・よぉ

先進地研修会

お役に立ちましたかぁ・・・