オンライン診療で病気の発見と治療にむずびつきました。 | 院長徒然

院長徒然

「院長のある一日」ということで、日常のことや気づいたこと、院内での出来事などを気ままに綴ります。

 今年から当院では、オンライン診療を開始いたしました。

オンライン診療を始めた理由は、①コロナ感染症の問題、②泌尿器科の受診が難しい患者様がいつでも、待たずに 診療を行えるようにすることです。実際にパソコンやスマホの画面を通じ患者さんのお顔を拝見し、お話しをし、通常と変わりなく診療を進めることができます。もちろん検査はできませんので、検査が必要な場合は、受診していただきます。

 

 先日、道東の患者さんが、ホルモン関係の問題で、オンライン診療をおこないました。お話しをお聞きし、考えられる可能性を述べ、検査を行うために当院まで来ていただくことになりました。当院での検査結果でもやはりホルモン値は高く、地元の脳外科でさらに精査を行うことにしました。その結果、脳にある下垂体という部分に小さな腫瘍が発見され、手術をおこなうことになりました。

 

 このように、ご自分の泌尿器科のご病気につきご相談がある場合(オンライン診療でのご相談も料金は発生します 笑)、遠慮なさらずどんどんオンライン診療をご利用いただければと思います。遠方の方でもオンラインを使えば 距離が一気に縮まります~(笑)。