-春-


「はる」は、万物が「発(は)る」、

草木の芽が「張る」、田畑を「墾(は)る」、

気候が「晴る」などの意からといわれてます。


春の字は形声文字で、

冬の間閉じ込められていた草木も、

「日」をうけた大地の陽気が満ちて


芽を出すという意味

春の色は青(いまでいうと緑色)とされます。



立春をすぎてもまださむく

2月は別名「如月」


「きさらぎ」の由来は、

寒さが厳しく、着物の上にさらに

重ねて着るので、「衣更着」。

また、「生更ぎ(いきさらぎ)」が

転訛したともいわれています。



※転訛 発音がなまってかわること。

  「てめえ」は「手前」が転訛したもの。