おはなしねずみの巣

おはなしねずみの巣

舞台演劇の観劇録、映画鑑賞の感想、読書の履歴、おはなしを書く練習用。
主に古典ばっかりを見ていきます。

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キューブリック。
群像劇に近いくらい、主人公はいても脇キャラの話がメインで続く。
友釣り戦法は知ってはいたが初めて見た。

音楽の使い方がすごくうまくて、シュールで悲惨で不思議なコミカルさ感じがある。
戦争映画も何本も見たが、そろそろランニングの曲が歌えそうだ。

一体誰が主人公なのかなかなか判然としないので話を追いにくい。
雰囲気映画とは言わないが、ストーリーと比べるとセットや衣装の出来がとてもいいので相対的にそう見えがちになる。
愛と戦争が同時進行で進んでいるが、どちらもやや中途半端なドラマになっている。

戦闘シーンが多いが、その戦闘の目的や意気が戦闘が始まるまでに判然としないと流してしまう。
高校世界史の復習に役立つか、という感じ。
だけど歴史考証はだいぶ気になった。言語はともかくとして、あれ、と思うようなところは2・3箇所あった。
横目に見て流したのだが、見終わってからレビューを見て驚いた。
酷評ばかりだったのだけれど、正直言うともしこれが映画でなく舞台脚本だったら、
そこそこ面白い脚本だったなと思ったからだ。
如何に舞台という商売が若手人気に頼っているかということがよく分かる。
中身のクオリティはあまり気にしないのだ。
江戸のできれば女郎が関係あって殺陣があって笑いがあって最後にちょっと涙っぽいシーンがあるのがテンプレなのだから。

舞台を見て泣く人もいて、毎回よくこんな薄っぺらい台本で泣けるな…と思っていたが、
当たっていたようだ。
映画というものがとても価値のあるものだという認識だからこそ、
似たような脚本でも酷評になるのだと思う。

そしてこれによく似た映画にも心当たりがある。BLだ。
監督がいまいち…BLのことはよくわかりませんけど、とか言ってしまう監督だったし
運営も恥ずかしいくらい社会人としてどうなのかと思う運営だったのでこれ以上期待はしていない。
映画を見に来ているお嬢さんがたはたぶん役者のファンが多く、普段舞台観劇慣れしていてサインやハイタッチをしているので会場で大きな混乱はなかったが、運営はひどいものだった。
が、黎明期という意味では評価したい。
まだまだジャンルにこれから伸びしろがある、という意味で。
テレビを見て。

この先どのような未来が待ち受けているのか、と予測するのは非常に興味深くて重要な作業だ。
この100年で多くのものが驚くような発達を遂げたが、これから先の50年100年でも加速度的に進化は続く。

ただし、未来は真っ暗闇の中を手探りで進むようなものでは決してなく、
ある程度予測することができる。
それは、過去の分析と本質の探究の結果による。

このところ立て続けに、「意識」と「コンピューター」に関する話を見たが、最後に共通して思うのは、それで一体何を実現できるのか、ということだ。
学者はもちろんそんなことを考えるのが仕事ではないが、理論と実践の融合は非常に大切だ。

映画の形が変わるだろう、という話が興味深かった。
座席が並んでいてスクリーンを眺めるものではなく、実際に主人公の感覚を追体験できるようなものになるだろうと。
そういうことから察するに、コンピュータ技術はこれからも成長産業でいるといえる。
ただし、20代30代でプログラムを作っている人の何割か、管理職になれなかった人は、これから先もプログラムを組むだけの下っ端が続く可能性がある。
それは、人口ピラミッドと産業の成長から俯瞰した場合だ。
日本の技術者が管理職となって、インドや中国の人をプログラマとしてプロジェクトを回すという形も考えられなくはないが、日本人の全員が管理職に向いているわけでもないと思う。
思えば、特に製造業はそうだが、組織の肥大化と成長に合わせて、技術者が管理職にルート転換する運命にあるのは不思議な形だ。
ただ、若い人がいきなり管理職になることには確かに不自然な違和感がある。

マシュマロテストの話も面白かった。
短期的な欲望を先延ばしにして、夢を実現できるかどうかというのは大切な力だ。
ただ、その堪えている間に楽しみを見つけられるかどうかが本当にそれを実現することができるかどうかのカギになる気がする。
本質的に楽しむことができなければ、血となり肉となるようなものを得ることは難しい。
イヤイヤでも忍耐するだけならば多くの人ができるからだ。
なぜ耐えているのか、その理由が腑に落ちて納得のいくものでなければ、おそらく身にならない。

それと相反して、夢というものは決してつかむことができないものであるべきである、という話もある。
夢は青天井でなければならない。

人生の先にどんなことを実現したいか、いったいなぜ生きるのかという深淵な問いに、真剣になって答えを探す姿勢が必要なのだろうと思う。

以前テレビでダイジェスト版みたいなものを見かけていて知っている内容。
好きな話だったので、好きなものを見れて満足です。

話の先にどうなっちゃうの?というものがないのだけれど、
とにかく混ぜるな危険のキャラクターを混ぜてしまっているので、
それによってどんなことが起こるんだろう?と思わされる。

そして何より、人との出会いは素晴らしい、とか、誠実で正直にあること、
障碍者も普通の心を持っている、というメッセージが根底に流れている。
もちろん実話なのでそんなことを当人たちは考えて生きていたわけではないだろうけれど。