NPO法人里地里山保全ねっと

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活動のブログです。

3月3日(日曜日) ひなたではオオイヌノフグリなど春の花が咲き始めていますが、ここの所やたら寒い日が続いています。

今日は桃の節句ひな祭りです。K林さんの50数回目の誕生日とのことです。

おめでとうございます! 普段から上品な感じがしていたのは誕生日のせいでしょうか?

 

さて、今年最初の田んぼの作業と言うことで朝から5人がアカガエルの田んぼへ集まりました。

 

例年だと、まだ谷津の竹林整備をやっている時期ですが、今年は竹林の上を通る道路で土砂崩れがあり竹林に入れないのと、竹の粉砕機が壊れてしまい竹の処理ができないため、いつもより一カ月早い田んぼの始動になりました。

例年田んぼの作業で最初にやることは、冬の間にイノシシに壊されたアゼの修理です。

 

出っ張っている所をほじくって壊すのがイノシシの習性らしく、毎年壊されます。

冬の間も電気柵を設置しておくのも一つの手ですが、バッテリーが劣化して使えなくなったので

一昨年から冬場は外すことにしています。

と言うことで毎年アゼを作り直しています。

 

ラインを張って、アゼの両側から土を積み上げていきます。

 

先日降った雨が溝にたまっています。

一休みした後 作業を再開します。

水抜き用の排水パイプも掘り出しておきます。

 

アゼの両側に溝ができました。

 

 

さて、アカガエルの産卵状況ですがちょうどピークを迎えたようです。

先週まで活動していた谷津では、すでに200個ほどの卵塊を確認できました。

 

昨年は雨不足で卵が全滅してしまったので、今年はしっかりと溝を掘ったので今のところ順調のようです。

 

メスにしがみつくオスのアカガエルもいました。

 

このまま順調に育つことを願って観察を続けます。