本日は、ダウン症を抱えながら書道活動に取り組むけんた君(10歳)と、彼のお母様がお越しくださいました☺

 



けんた君はダウン症の影響で、
まだお話することは難しいですが、

それでも、写真にもあるように、
書道活動を通じて、自身の世界観を最大限に表現できる才能をお持ちです。

 


お母様によれば、最初は頑張っても、
平仮名しか書けないだろうと思っていたそうですが、
ここ数ヶ月で漢字まで習得し始めたそうです。

私は本日、けんた君と初めてお会いし、
約一時間ほどお話をご一緒させていただきましたが、
彼は本当に優しく、可愛らしく、私の毛布や頭をずっと撫でてくれました。



私もこれまで多くのダウン症や自閉症の方々とお会いしましたが、皆さんに共通しているのが【独創的な世界観】

そして、【圧倒的な観察力】です。

張り合うわけではありませんが、
私も自分の観察力の高さには自負はありますし、

相手が人間であれば、100%までとはいかずとも、
ある程度は心の裏側、真理まで視れる自信があります。

ですが、それとは比較にならないほど、
彼らの場合、空間的で立体的な観察力、人の心の機微を汲み取れる能力があるのだと感じています。

障害者とあまり関わったことがない健常者の方からすると、

どうしても会話が上手く通じなかったり、

何度も何度も同じ会話を繰り返されると、

「知的障害者」と一括りにされがちですが、

彼らの才能や感性、世界観、
そして、好きなことにはどこまでも一極集中する力は、
控えめに言って、多くの健常者は負けます。

ちなみに今回、お越しいただいた理由としては、
けんた君が4月に名古屋で個展を開催されるとのことで、

 



その個展会場で再生予定の【動画制作】のご依頼があり、
お母様と、その打ち合わせでした☺

 



けんた君の個展がより素晴らしいものになるように、
私も動画編集、頑張ります!

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