最近、毎晩「小さな幸せノート」を書く習慣を始めました。

このノートには、毎日一つ、日付の後にワンセンテンスで今日感じた「小さな幸せ」を記しています。

例えば、「今日のランチが美味しかった」でもよし、
「窓を開けた瞬間、青空が広がって気持ちよかった」でもよし、

はたまた「街ですれ違った人が、めちゃくちゃ美人だった」でも、自分が幸せと感じたことなら何でもOKです。

とにかく大切なのは、毎日必ず一つ書くことです。

ただし、実際にやってみると、
これが意外にも難しいと感じます。

生活の中で幸せを感じることはたくさんありますが、
人の心には天気と同じように、晴れた日もあれば大雨の日もあります。

 



夜になって小さな幸せを書こうと思っても、
何も浮かばない日が時折やって来ます。

しかし、多くの人が誤解するのは、
その日に幸せなことが何もなかったのではなく、
正確には「その日、自分が幸せを見逃してしまった」ということなのです。

少し前ですが、私も初めて筆が止まりました。

でも、頭の中で過ごした一日を振り返り、
一つ一つの出来事や瞬間を脳内で再生してみました。

そうして小さな幸せを探し、見つけ出していくのです。

ようやくそこで気付くのです。

今日、私は「今日という日を当たり前だと思っていた」んだなと。感謝の気持ちが足りなかったんだなと。

人間、誰でも幸せになりたいと考えるものです。

もちろん、地位や権力が欲しいとか、
お金持ちになりたいとか、人にモテたい、好かれたいと思うこと自体も否定はしませんが、

感謝の気持ちを失い、欲望や野心のままに突き進むと、
逃げ水を追いかけるだけで人生が終わってしまうと思っています。

でも、感謝の気持ちを持っていれば、
たったそれだけで毎日が奇跡に、

信じられないかもしれませんが、
毎日がハッピーエンドに変わっていくのです。

#小さな幸せノート