ここ数日、いつもの日常とちがう日常、二つの世界を行き来してた。
こちら、上橋菜穂子さん最新作『鹿の王』。
読み進むのがもったいなくて、少しずつ読んでたつもりがあっという間に読み終えてしまった。
登場人物たちが、わたしのなかでまだ好き勝手に生活を営んでいる。
まるで本当に親しい人たちのようにこころが寄り添っている。
毎日、毎分、毎秒、様々な選択肢がある。
後悔したってしなくたって、それぞれに時間は平等に流れてる。
どこに自分を置くかは、自分次第。
さてさて、寒くなってきたので程よくあたたかくしてそろそろ冬支度でもしてみますか。
佐藤寛子