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井筒和幸監督の『宇宙の法則』を観た。


“焦らず、自分を見つめること”


なんだか胸に響いた。


『パッチギ LOVE&PEACE』も身体の大事なところが大きく揺れた。

何を大切にしたいのか、そのために何をするのか。

そんなことを考えた。

地に足がついていて、守るべきものがしっかりしている人はやっぱり強い。

その人の磁力がまわりに人を集めるのだと思った。


映画は観れば観るほど観たくなる。


好きな映画が終わってしまうときは“ああ、観てしまった!”と思う。


一回目の感動は二回目にはもうないから。


また、心が震えるような出会いを求めて歩いてしまう。


『ルート225』も声を上げて笑ってしまった。


しんみりと泣いてしまったこともあった。


『虹の女神』の上野樹里ちゃんの切なさは爆発的だった。


ずけずけと何でも言ってしまうのに、肝心なことはちゃんと伝えられない。


切なさ、なんて目に見えないものを感じる。


体験したことはないけど、何故だか胸がギューってなる。


自分に置き換えて想像して感じてるわけでもない。


なぜ、わかるのだ?


『タイヨウのうた』でも感じた、あの切なさ。


好きな男の子の前では可愛くいたい、といういじらしさ。


“死ぬまで生きる”

そういう気持ち。


YUIちゃんの歌が、身体にしみ込む。


すっかりYUIちゃんのファンになり、最新アルバムを近くのCDショップに買いに行ったら売り切れでした!(>_<)!!


やっぱり人気者なんだなぁ~、と嬉しくなる。



私は今のところ日々をしばらく坦坦と送りたい。


日常を愛して。


焦らず、切なく、ゆっくりと。


味わう。


今まで通り過ぎてきた映画を振り返り、いろんな感情を味わいたい。


たくさんの本も。


頭の中が自分勝手におしゃべりしてしまうとき、真っ白からっぽにいつでも出来るようになりたい。




ベランダからは、秋には柿の実を実らせ、冬には葉っぱまで全部落とし丸裸になり、今は夏に向けて黄緑色の柔らかそうな葉っぱをつけている柿の木が見える。


桜は、こないだの嵐でほとんどが葉桜になった。


桜の前は庭の梅がほんのりと香っていた。


四季を、リズムを忘れないで。


佐藤寛子