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ポチ先生。
13年ぐらい生きてる強者。


たぶん、もうおじいちゃん。


ふわふわの白い毛。
外にいるからちょっと黄ばんでるけど。


いつも真っすぐに生きてらっしゃる。
(散歩のときだって自分が主導権を握らないと気がすまない)


雷が大嫌いで、雷が続いたときはストレスで皮膚病になり大変だった。

毛がハゲちゃって、本当に悲しかった。


毎日当たり前にあることの幸せが見えた。

そうなってみないと、人間って気付かない。


今や元気を取り戻し、毛も生え、いつものように縄をぐいぐい引っ張るポチ先生を見ると幸せを感じると同時になんだか泣きたい気持ちになる。


いつまでも一緒にいたい。

でも生きものには寿命があるからそれは絶対に叶わない。


いられないのだ、生きてるうちにしか。


長生きするために生まれてきたのではない、とよしもとばななさんは言った。
情熱を燃やすためだと。


ポチ先生はいつも家の脇のポチ先生の世界できっと情熱を燃やしてると思う。


こないだなんかも、家の脇にある室外機の下をワンワン言いながら必死に掘ってた。

『何やってんのー??』

なんていう私の言葉には全無視で必死に掘ってた。


そのときに、ああ、ポチ先生にはポチ先生の世界があって、その中で楽しんで生きてるんだな、と思った。

嬉しかった。

いつかポチ先生が死んでも、きっと死ぬほど悲しいけど、なんだか妙に納得できる光景だった。

私はきっと、それを思い出すと思う。


なんでもないことを覚えて行きたい。
そんなこと思わなくてもきっと覚えていると思うけど。


お互いに生きた証は、一生胸のなかに消えないのだと思う。


って、まだポチ先生は全然元気で今日も自分の毛布を小屋からせっせと出して、太陽出ないかな~と空を見上げているけれど(*^_^*)

ポチ先生、毛布出すのはいいんですけど、出したらしまってください!!
\(~o~)/
いつも出したら出しっぱなしのポチ先生。


えぇ~、はいはい、わちきがしまわせて頂きますとも( ̄□ ̄;)!!