一年前とは変わり果てたおじさんが病院のベットに横たわっている。
ハッキリした病名はわからない。
けどもう、ヤバイんだなって事はわかった。
両足がパンパンにむくんでて、カチカチになってた。歩くことすらままならないのに、俺、全然元気やでって僕に言って痛みをこらえながら起き上がった。
みてられなかった。
20分程会話を交わして、余り無理させてもいけないから僕はおじさんに帰ると言うと、握手を求めてきた。
僕の手を握り、さすり、うっすらとしか聞き取れない声で、‘いい手になってきたな’と言ってくれた。
マメだらけで、ガサガサしてる僕の手。
昔はおじさんのゴツゴツした手がキライだったけど、自分が仕事をして、年々手のひらの皮が分厚くなることがこの瞬間誇りに思えた。
迫力あったおじさんも今、すごく小さく見える。
でも心は強く、アツい人。
多分おじさん自信が一番もぅ無理やって分かってるはずやのに、泣き言は言わない。
尊敬する人です。
挫けないおじさんの姿を僕も見習わなな。
おじさんも頑張ってるし僕ももっとがんばろ。
