3回目の採卵周期について書きたいと思います。
前回、凍結0個という最悪の結果となったため、mild法では良質な卵を得ることは難しいと考えられました。
元々、良質な卵が少ない可能性が示唆されました。
また、体外受精の受精率やその後の成長も悪く、受精障害がある可能性を示唆されました。
よって、今後は高刺激でたくさん卵を取り、全て顕微受精で行う方針となりました。
焦る気持ちがあったため、体の負担にはなりますが、次も休みなく採卵をお願いしたいと伝えました。
OHSSもなく、ホルモン値も問題なかったため、そのまま高刺激法にうつりました。
やり方としては1回目の採卵時と同じになります。
しかし、今回は小さいものも入れて13個しか卵胞が育ちませんでした。
前回採卵しなかった卵胞が残っており、変性したものもその中に含まれていました。
後から知ったことですが、こういった卵胞が残っていると、他の卵胞の成長に影響するようです。
採卵13個のうち、正常に受精したものは6個。
4個が胚盤胞となり、うち3個はグレードが悪いため破棄。
よって、凍結は1個です。
④ 5日目 5AB(顕微受精)
1回目の採卵と比較すると半分以下の成績でした。
もう少し胚盤胞を凍結しておきたいという気持ちはありましたが、辛い採卵を繰り返すことは精神的にも身体的にも限界でした。
次は移植を行い、それでもダメであれば転院も視野に入れようと考えました。
転院を考え始めたのは、グレードの良い胚盤胞まで育てるハードルが高かったということが大きいです。
初期胚を凍結する方針のところの方が合っているのではないか、培養技術の高いところは他にもあるのではないか、OHSS覚悟でもっとたくさんの卵をとって採卵を繰り返さないようにしたい、といった思いがありました。
コロナ下であったため、ネットで説明会を行っているところが多く、次の周期までに複数のクリニックの説明会に参加しました。
ちなみに、複数聞いた中で上記に当てはまると感じたのは、浅田レディースクリニックでした。
友人が通っていた加藤レディースクリニックの説明会にも参加しましたが、良質な卵を得るために少ない個数を採卵し、移植するという方針のようで、私のようにmild法で凍結0個となってしまうような場合は不向きと感じました。
高刺激でも低刺激でも取れる卵の個数があまり変わらない低AMHの方などには合っている方針なのかもしれません。