今日は土用の丑の日。皆さんもうなぎを食べているのではないでしょうか。

ちなみに、私は魚が嫌いなので、うなぎも嫌いです。まぁ、それはどうでもいいとして。

 

小ネタですが、「土用の丑の日」の発案者が、江戸時代の発明家、平賀原内である事は、 有名な話です。ただ、その背景を知る方はそんなにいないのではないか?

 

阿 刀田 高 先生のエッセイによると、夏場はなぎの旬ではない、うなぎが売れなくて困っている。近所のうなぎ屋さんから、「先生、何か良い方法はないですかね」と相談を受けたそうです。

すると、 平賀源内は、紙と筆で、「本日、土用の丑の日」と書いて、これを見せ、先に貼っておけと言ったそうです。

その通りにしたところ、 平賀源内先生がそういうのならと、その鰻屋に客が殺到したそうです。

という事は、夏はうなぎの旬ではないということ。

それより何より、江戸時代のうなぎは100%天然物、それが売れない季節がある?うなぎ好きの方からしたら、1日だけでも江戸時代に帰りたいと思われた方がいるのでは? (笑

 

最初にも書きましたが、とにかく私は魚が嫌い。マグロは味が肉系なので好きです。タイとかヒラメなどの白身魚も大人になって何とか食べられるようになりました。全くダメなのが、鯖、イワシ、さんまなどの青魚。これらはどんな料理をしても 無駄です。

 

アメリカでは、「お前、本当に日本人か?」とよく言われていました。日本人の魚好きは世界でも有名みたいです。

「エビは?」「好きだよ」

「鍵は?「「好きだよ」と答えると、

「お前、魚嫌いじゃなかったっけ?」「いやいや、えびやカニは魚じゃない」と答えると、納得したような納得していたような不思議な表情を浮かべていました。(笑

 

そういえば、2019年、コロナの流行る直前にアメリカ人夫婦が日本に遊びに来ていました。彼らは、2週間と言う長期滞在で、さすがに2週間東京案内をするのは無理だろうと、会社の後輩と一緒に京都へ 行きました。 夕方、帰りの新幹線までにはまだ少し時間があるしと、京都駅の地下街をぶらぶらしていました。ちなみに、後輩君は無類のうなぎ好きかつ腹が減ったら我慢ができないタイプ。 そんな彼が、誰の意見も聞かず、突如うなぎ屋さんに飛び込みました。ついていくしかありません。

高配当アメリカ人夫婦の3人は、うな重を、私は牛 重 を注文しました。どっちがアメリカ人なんだか(笑アメリカ人 夫婦も 思わぬうな重で大満足。牛重 もおいしかった。後輩くん、

good u9b!!

 

このブログを書く前に、もう少しYouTubeで土用の丑の日について調べたのですが、土用 と言うのは、季節の変わり目を指す。言葉で年に4回あるそうです。その時期はどうしても 体調を崩しやすいので、勢力のつく食べ物を食べた方が良い。土用の丑なので、「う」=うなぎになったそうです。

うなぎ自体は、奈良時代から需要、競争の食べ物として 知られていたそうで、 自分の痩せている友人に、「うなぎでも食べて精力つけなよ」という歌が残されているそうです。

 

たかがうなぎ、それとうなぎ。

 

皆さんもおいしいうなぎを食べてくださいね。私は食べませんけど(笑