西宮市の冷酷さ… | 上田さち子とコーヒータイム

上田さち子とコーヒータイム

日本共産党西宮市議を8期30年の経験を生かし、4月の西宮市長選挙に「チェンジ!いきいき西宮市民の会」の代表幹事として立候補予定。女性の視点で市政をチェンジ!憲法を市政のすみずみに生かすことが信条。粉もん大好きで4人の孫たちに日々いやされています。

今朝は定例宣伝。

 

日曜日に投開票があった新潟知事選挙で、日本共産党や自由党、社民党など野党が推薦し、多くの市民団体も応援した「米山隆一さん」が圧勝したことを報告し、野党共闘の流れが奔流になりつつあることを訴えた。

 

日本共産党綱領・JCPマニフェストの第13章 統一戦線も紹介しながら、日本共産党の民主主義改革の方針を話した。

 

と、いい感じだったのに、途中からマイクがブチブチ・・・。

 

電池を変えてもブチブチで、えらい「わや」でした。

 

気を取り直し団会議に出席、この間の市議団メンバーの党を大きくする活動を交流した。

 

今日は、11時30分より神戸地裁尼崎支部で「UR借り上げ住宅入居者」を西宮市が被告席に立たせるという裁判が始まった。

 

団会議を早めに切り上げ車で駆けつけたが、傍聴券はすでになく、待合室で待機。

 

30分ほどで第1回口頭弁論は終了し、近くの青少年センターでの報告集会に参加した。

 

神戸でがんばるUR入居者や支援者らも駆けつけ、会場は一杯だった。

 

訴えられた7名の方は、いずれも高齢者ばかり。

 

西宮市とURとの間で20年間の賃貸契約を交わしたが、市営住宅として抽選の上入居した市民と西宮市との間には「20年後は退去しなければならない」という契約は一切ない。

 

当初は借地借家法が適用され、家主の西宮市は「正当事由」がなければ退去を求められない住宅だ。

 

入居者のみなさんは、「終の棲家」と思っている。

 

その後、公営住宅法が改正されUR借り上げ住宅の位置づけが変わったと西宮市の主張らしい。

 

しかし、入居者の誰一人、公営住宅法の改正によって、20年後には退去明け渡しをしなければならないという通知や説明は受けていない。

 

今日の口頭弁論では、西宮市側の代理人が、「最初から20年で退去を承知で入居していた…」と言う趣旨を述べたらしい。

 

これまで私たち市議団が議会で論戦して、西宮市当局が答えてきたことと違う論理だ。

 

何の落ち度もない高齢者を、住民の福祉の増進を図らなければならない西宮市という地方自治体が、こんな血も涙もない仕打ちをすることに、あらためて憤りを感じた。

 

集会には多くのマスコミも取材していたが、ぜひ、この理不尽な西宮市の姿勢を批判してもらいたいものだ。

 

次は12月1日の午後2時~。

 

阪神大震災被災者の苦難を、一日も早く取り除かなければと思った。