
小さな図書館と大きな川の近く。カルガモコーヒーはいつでも暖かく迎えてくれる。
椅子、机、その配置…それから並べられた本、絵本。
たしか私の大好きな太宰の「女生徒」も並べられていたはずだ。
お洒落な喫茶店にわざわざ太宰を置いてしまう所が、しびれる。
「カフェってこんな感じだよな」なんて安直さは無く、拘りを全てに感じる。
それでいて押しつけがましくない、素敵な感じだ。
その拘りは珈琲にも勿論発揮されている。
豆の量り売りもしているから、上手く淹れる自信がある人は買ってみるといいかもしれない。
確か私は越南珈琲を頼んだと思う。
まろやかな練乳の甘み、その中にある豆の酸味、苦み。
その絶妙なブレンドは、ちょうど目の前の本棚のようだ。
ちょっと見つけにくいところにあるカルガモコーヒー、一度探してみてください。