私は朝ドラが結構好きで、本当にひどいと感じる作品ではない限り、ストーリーがわかる程度には観ている。


今期のドラマの「虎に翼」は、法律を扱うから重苦しそうと言って毛嫌いしている人がいるようだが、主演が伊藤沙莉とわかっていたから、重苦しくはならなそうと予想したので、先入観を極力排除して観ることにした。

※ネタバレは極力避けてます。


今回は脚本と演出が絶妙だと感じている。

朝ドラならではの、朝に楽しく観られる作品だなと思う。

もちろん、太平洋戦争などの絶対外せない重い描写もあるが、役者さんが前向きな姿勢を演じるのを観て、少し励まされるように感じたりもした。


今週は、珍しく昼ドラのようなドロドロした相続絡みの話であった。なので、朝から重たくてドロドロしたのがやだ~という意見をネットで読んだが、私には全然そう思えなかった。

ここでも、ドラマの演出が絶妙なのだ。

相続人達が若干コントのような演技を見せて、絶妙に重苦しくならず、かつ伝えるべき内容はグサリと刺さってくる話だった。ちなみに、私の中ではおばあさん役がMVPだ。タイミングがツボだった。編集が上手いのかな?


これから後半なのだが、前半が結構てんこ盛りな話をきれいに進めていたから、どうなるのだろうか?


とにかく、後半も楽しみだ。