昨日の夜のニュースで、ついに坂本龍一の訃報。


YMOはなぜか最年長の細野晴臣だけが生き残っている。

と言っても現在まだ75歳で平均寿命よりは若いので、まだまだ長生きしてほしい。


ミュージシャンは短命な人が多い印象があるのだが、なぜなのだろう?

人それぞれの寿命は異なるものなのだから仕方のないことかもしれない。


そんな中、今日はYMOで唯一手持ちのアルバム

Solid State Surviver

これを聴くことにした。


ジャケットが斬新なのだが、発売当時は小学校低学年で、特に興味はなかった。数年経って小学校高学年になると段々興味が湧いてレコード屋でジャケット見たら、うわーっ(なんか恥ずかしい)と思ったような気がする。。。


大人になってだいぶ経ってから、ようやく名盤の名が高い、このアルバムを(たぶん中古で格安で)買った。


CDはジャケットが小さい。

LPレコードのジャケットだったら普通に読めるであろう字が、まるでイジワルでもしているかの如く小さな、微かな字でジャケット裏面に曲名が書かれている。しかも緑地に茶色だから解読できないよ!

などとジャケット見ながら思いつつ、CDの再生ボタンを押した。


1曲目

TECHNOPOLIS

これは近未来感とゲーム音楽っぽい軽快なリズムで、まさに1曲目にはピッタリだと思う。


そして3曲目

言わずと知れた名曲 RYDEEN

このイントロを覚えられない人は滅多にお目にかかれないと思える程にキャッチーかつ鮮烈!


5曲目のBEHIND THE MASK

イントロから少し後のメロディがテレビなどで頻繁に使われているから、ご存知の人も多いはずだ。

曲名知らなくても、聴いたら「知ってる!」となることは想像に難くない。


あまり長くない曲が多いので、割とすぐに最後の曲

SOLID STATE SURVIVER

となるのだが、毎回なんとなく聞き流しているうちに、再生終了となっていることが多い。今回もそうだった。


このアルバムは、YMOで何を買えば良いか迷っている人にはオススメしたい。

しかし、正直なところYMOの全アルバムを比較しているわけでもなく、唯一これしか持っていないのに買ってよかったと思えたからというのが根拠である。


今聴いても古臭くないのが凄い!

名盤は色褪せない。特にYMOの場合は。


坂本龍一の座右の銘

芸術は長く、人生は短し

(元は外国語の日本語訳?)


坂本龍一の創った多くの楽曲は、これからもずっと長く、人々の心を豊かにしてくれることだろう。


R.I.P.