スピリチュアルに「土着質」は添うか否か

「スピリチュアル」

その言葉を聞くだけで

明るい色と光を思い浮かべる

そんなイメージが

「スピリチュアル」　には　ある

～スピリチュアルに「土着質」は添うか否か～

皆さま　「スピリチュアル」　と聞いて

どんなイメージがしますか？

白い光・明るい・優しい

柔らかい・包み込んでくれる

天使・癒される・天からの声

内なる自分・精神世界

意識のレベルを上げる・潜在意識

などなど

私は上記のイメージを「スピリチュアル」に持っています

では

「インド」「アジア」 と聞いてどんなイメージがしますか？

深い・濃い・宗教的・黒い・力強い・熱い

瞑想・禅・カルマ（業）・転生輪廻・修行

チャクラ・意識を集中して自己を改革する

などなど

おおよそ　深い色や強い力をイメージしますね

　あいこはインド舞踊をしていた事から、インド占星術の勉強を通じて占いの世界へと進んでいきました。　なので得意分野はインド占星術とインドカードなど　アジアンチックな物。　他には　数天学や四柱推命や五行も好きな占術です。（勿論　西洋占星術も　西洋タロットも好きですヨ）

　様々な占術を行っていると、クライアント様の要望によって占術を変える事ができますし、クライアント様にも喜ばれて嬉しい限り～　なのですが、私は　「印度的占師」　「印度を踊る魔女」　というイメージで占師としてのキャラクター造りをしていますので、「スピリチュアル」　という分野については　疎いと思われがち　なんです。

　つまり　「印度」＝「スピリチュアル」　とは、なかなか結びつかないケースが多いのです。

　「スピリチュアル」好きの方は　私が知っている限りでは、「天使」や「癒し」　が好きだという方が多く、「インド」好きな方の多くは　「マニアックでコアな内容を求む」ようです。　タントラとかね　梵字とかね　ヨーガとか　ね。

　先程　イメージを挙げさせて頂きましたが、インドは非常に土着質なイメージがあります。　今現在のインドという国のイメージもあるのでしょうがやはり　両足で大地をしっかりと踏みしめるイメージがあります。　スピリチュアルって　頭の上の方にある感じ　ですもんね。

　占師・鑑定士の仕事をしていくにあたって　「スピリチュアル」分野を求めてくるクライアントさんに対し、「土着質」という要素は必要なのかどうか？　と考える時があります。　これは私のキャラクターを揺るがす　由々しき問題だとも言えます。

　インドでは転生輪廻の考え方が根深くありますので、「スピリチュアル」でも取り上げられるであろう　「前世」 というものも　見ようと思えば見る事はできます。　この場合の「前世」　は　カースト制度にあるような身分と宗教的な観点からの前世という事になります。　「徳を積み　業を解消する」と思想としては日本でいう所の　禅宗や仏教的な方向での「前世」　な訳です。

　「スピリチュアル」でも　「前世でのカルマがあるから今がこうなのです」 という捉え方をしていますよね。　ただ　ちょっと違うのは、足元を見るか　頭を見るか　という事です。

分かりやすく言えば

足＝目に見える事柄・物質・超現実的で行動派

頭＝潜在能力への働きかけ・見えないもの・思想主義

という感じになるかと思います

　私は鑑定している時　「そうなんですね　私も分かります」　と同調する事もありますが、「もっと現実的な事を見た上で　行動してみましょうよ」　と　あまり言われたくないだろうなぁ　という事もハッキリと言います。　カウンセラー的なお仕事の基本は「受け取る」だとも分かっていますが、鑑定士はコンサルタントと同様のようなもので、今後どうしたら良いのか？というように、最終的には「行動」という　足元を見る必要が出てきますからね。

　「最初は「頭」（思いの丈を話す）　次は「心」（自分の心に気付く）　そしてまた「頭」を見る（では　どういう風に心を理解すれば良いか？）」　・・・それがスピリチュアルの基本の流れだと私は思っているのですが、何かを行うには　必ず「行動」　が伴ってきます。　「足で歩く」　という事が　最終的には必要になってくる訳ですね。

　結局　「土着質は添うか否か」　という問題に関しては、クライアント様の好みなのかな？？　とも思うんですが・・・。　頭だけを見るでも　足元だけを見るでもなく、クライアント様がそのどちらも見る事が出来るように導いていく事が、鑑定士の務めなのではないか？？　と思います。

「土着質」から入るスピリチュアル

そんな分野を拡げていってみようかしら？　と

考えているあいこです