さてさて~ こちらは新月情報上級編です
占星術を多少知っておられる方々には
先程の初級編よりもこちらの方が読み応えがあるかも・・・
小曽根先生の「Stargazer」のホロスコープを元に
明日のかに座新月を研究してみましょう
写真のホロスコープ図は
明日のかに座新月時(2009年7月22日 11時36分)のものです
プラシダース・場所は神戸(スタゲーには明石が無いから)
アスペクトは タイト3度まで ワイド10度まで とっています
まず
月はかに座にありますね そして太陽が月のすぐ傍にいます
29.44度という かに座ギリギリの位置に
太陽とコンジャンクションして
(いわゆる皆既日食や皆既月食ね) います
この日のこの時間は ASCがてんびん座で
月と太陽は 10ハウスに位置しています
しかも反対側のみずがめ座のドラゴンヘッドとオポジション
今回の新月は
10ハウスとみずがめ座的な特性も帯びているようです
つまり
仕事における成功への見通しや再検討などを堅実に行い
社会的な地位を向上できるような自己確立を促されるようです
しかもその方法は 自分では革命的とも言える事で・・・
今まで持っていた保守的な考え方では無い
もっと自己を社会に出していける方法で・・・・・
なので
かに座的な自己保護の考え方は 今回は控えておくと吉と出そう
月&太陽 なので
家庭的な事や夫婦間の問題解決にも有効ですが
10ハウス点在&みずがめ座ドラゴンヘッドとの関わりを見ると
その解決法や願い事の方向性は
家庭を守るためには 男女問わず外に出て 仕事をしたり
男女の形に捕らわれない意識づけをする必要がありそうです
勿論 その反対もしかり で
社会に出てバリバリ働いていた女性が
子供を産むかどうするか・・・
という分岐点にきている時にも
今までの自分の常識と
反対の しかも自分では信じられないような
方法と決断で望むと 吉と出るかもしれません
また 6ハウスうお座の天王星と月&太陽は120度
非常に良い角度ですが
うお座の天王星自体は
天王星の特質を出せているとは言えませんし
6ハウスという 労働 (常に一定を保つ労働) や
習慣を意味するお部屋に入っているので
天王星の自由で束縛の無い特質が
平凡な生活の中で埋もれていきそうになっている様子が見てとれます
その天王星と120度である事は 角度的には良いとしても
例えば・・・・・
公務員の仕事を退職して 海外へ留学してみたい との願望はあるけれど
家族が 「勿体無いよ せっかくの公務員」 とやんわりと窘めるので
何となく 「やってみたい」 という気持ちが残りつつも
「うん・・・分かった 言うと通りにする」 と返答している・・・
という感じです
しかも やぎ座の冥王星とオーブはありますが90度
ふたご座の金星とも90度ですし(8ハウス)
親や家のしきたり的な部分も関わっている場合も考えられます
「昔からこうだったから 仕方ない」 では無く
今回は 「昔はこうだったけど 家族の為に やってみよう」
という見方が 良い方向へと動いて行くでしょう
ですので 今回のかに座新月のお願い事は
自己保護をして冒険する事を怖がってしまう自分を
無理の無い形で打破出来るようなお願い事を書くと有効かも
家庭や家族に 自分のあるべき姿や
やってみたい事などを制限されている場合には
自己の主張や主張を理解して貰える
そんな自分になれるようなお願い事も有効
あくまで 「主張が通りますように」 という書き方よりも
「相手に主張を理解して貰える言い方が出来ますように」 と
自分への働きかけを書く方が 作用しやすいですよ
ホロ見てあれこれ書き出すと とっても沢山の見解が出てくるから
今回はこれでおしまいっ
分からない事があれば コメント 下さいませ
ΑΙΚΟ☆Α*