発酵種子の栄養価 | 化粧品製造会社の社長blog

発酵種子の栄養価

日本

20歳くらいから1日1食の生活を続けているって話の続きで、外食しない時の1食に一体何を食べてるか?なんだけど、正解は「納豆」。

外食しない日はほぼ100%納豆を食べてる。別に納豆大好き!って事じゃないんだけど、ボクのなかで食事は“生きる手段”なので、好きとか嫌いとか美味しいとか不味いとかより、宇宙食の感覚で食事を摂っている。要するに栄養の効率が最優先って訳で、そこで数ある食材から選ばれた主食が納豆ってこと。

もう一度言うけど、ボクは別に納豆が好きって訳じゃない。むしろ納豆の味はあまり好きじゃない。笑

栄養優先で食事をしているのに、食べる度にイチイチ抵抗を感じるのはむしろ身体に良くない。だからボクなりに「納豆への抵抗を軽減させる方法」を研究して、少し手間だけど毎回その方法を実施している。納豆が苦手な人もいるだろうから知っておくといいかもね。その方法とは…

混ぜる回数を増やす!

このエントリーでは、納豆の優れた栄養価について書き綴ろうと思ったけど、それはまたの機会にして、どうしたら納豆を美味しく食べれるか?について書くことへ方向性を変える。笑
ボクほどに納豆を食べている人ってそんなに多くはいないと思っているんだけど、納豆を日本で一番食べている都市ってどこだか知ってる? うん、そう、水戸市。

じゃあ、一番食べていない都市を知ってる?

実は和歌山市らしい(NHK調べ)。
納豆が苦手で日頃食べない和歌山市の人たちに、300回混ぜた納豆を食べてもらったら、なんと全員が「おいしい!」と評価したんだそうで。

陶芸家の北大路魯山人は大変な美食家としても有名だったけど、彼は納豆を400回混ぜてから食べていたそう。すると美味しくなるんだって。よって、混ぜる回数を増やすって言うのは、かなり実績のある納豆カイゼンの方法。

では納豆を混ぜる回数を増やすとどうして美味しくなるのか。この仮説をボクなりに立ててみた。

まず言っておくと、納豆をたくさん混ぜると栄養価が高まるって話や、旨味成分が増えるって話があるんだけど、残念ながら“おいしく感じる”だけで、栄養価も旨味成分も混ぜる前後で変わってない(はず)。
で、ボクが立てた“混ぜる回数を増やすと納豆がおいしく感じる”って仮説はこれ。
・ネバネバした糸がなくなり、食べやすくなる
・ネバネバの糸がなくなって大豆に全て絡まることで、旨味成分が集中する
・ネバネバの中に空気が入り込み、ふっくらとした舌触りになる

もちろん味覚は人それぞれ違うので、ボクは300回だけど、自分の美味しいって思う回数は違うはず。納豆が好きな人はより好きに、苦手な人は好きになるかも知れないから、自分に合う回数を探し出してみては?