こんにちは!

サティマインドフルネスセンター

阿久津かおりです。

 

今日は心と体における

自律神経と呼吸の関係について

ご紹介したいと思います。

 

 

 

わたし達人間には

「交感神経」「副交感神経」

そなわっています。

 

交感神経が優位になると

瞳孔が開き、心拍数や血圧が上昇し

いわゆる「戦闘モード」になります。

 

反対に

副交感神経が優位になると

心は安らいだ状態になり

戦闘状態で疲れた体は

修復・休息へと向かいます。

 

仕事や学校などで

がんばる場面では交感神経が優位になり

戦闘モードで活動し、

自宅では副交感神経が優位になり

心や体を休息させるなど

わたし達はバランスを保ちながら

日常生活を送っているのです。

 

そしてそれら

交感神経と副交感神経の総称が

「自律神経」と呼ばれます。

 

 

自律神経は

循環、呼吸、消化、代謝、分泌

体温保持、排泄や生殖といった

生きるために必要な

無意識下の営みを自動的に調節していますが

ストレスなどに長時間さらされると

自律神経が乱れ、

体に様々な不調が起きて

病気になりやすい体になることが解っています。

 

自律神経の乱れによる症状には

下記のようなものがあります。

 

眠れない

肩や腰がこわばり痛みを感じる

休んでも体が癒されない

免疫力が低下し風邪を引きやすくなる

抑うつ状態や不安症状が続く

など

 

 

この乱れてしまった自律神経を整えるのに

有効なのが「呼吸瞑想」です。

 

寝ていても起きていても

絶えずしている呼吸は

意識下で動かす「本性神経」と

無意識下で動く「自律神経」の

両方をつかさどっています。

 

呼吸を整えることは

すなわち

自律神経を整えることにもなるのです。

 

呼吸はいつでもどこでも

行うことができるため

数ある瞑想法の中でも

最初に取り組むことが多い

瞑想法とされています。

 

次回は具体的に

呼吸瞑想についてお話ししたいと思います。