5月30日から6月15日まで赤坂ACTシアターで行われた、乃木坂46、16人のプリシパルtrois のレポを書いて行きます。

まずはデータ編から。

この点数は全ての出演データを点数化しています。
役をやった場合には2点、しもべをやった場合には1点という計算で集計しています。また、こなした役数を加算して合計点数にしています。
つまり、もし役を5回やっていれば、10点。
その他にしもべを3回やっていれば、3点で合計13点。こなした役数が3だった場合にはプラス3で合計16点(昨年と同じです)で独自に集計しています。(もし間違いがあればお知らせください!)

また、今年は2期研究生や全公演出ていないメンバ-がいますので、合計点はあくまで参考にしてください。


点数は、合計点数
(10役点数、しもべ点数)・役数の順で表示しています

白石 5038210
生田 4934510
高山 47 (382) 7
若月 4230210
西野 341888
井上 3420410
深川 322057
能條 322048
橋本 302226
松村 27(1854
星野 2610114
藤 251447
中田 231265
伊藤ま 221417
堀 201244
生駒 191234
斉藤あ 191054
斉藤ゆ 191045
桜井 171025
斉藤ち 15834
和田 13832
中元 14653
秋元 14824
永島 13643
大和 12462
松井 11623
新内 10451
川後 9612
川村 9432
樋口 9432
畠中 6222
伊藤か 5221
北野 5221
伊藤じ 4040
米徳 4211
渡辺 4211
矢田 3201
山崎 2020
佐々木 1010
寺田 0

データ編のコメントは字数制限の関係でその②で書きます
乃木坂46のオリジナル公演である、16人のプリンシパルも今回が3回目になりました。
この公演はAKBや他のアイドルとの差別化をはかるものとして非常にユニークな存在です。
ミュージカルや芝居の要素を持った公演であり、女優志向の強いメンバーには恰好の修行の場であり、チャンスを得る場であると思います。
事実この公演で成功した橋本奈々未は昨年月9出演をするなどのチャンスを得ました。
乃木坂にとっては最も重要な公演であり、特に今年は注目されているのではないでしょうか。

私は過去の2回の公演も7割以上入り、今年もここまで7回観てきました。
今年は今日8日の夜公演でちょうど折り返しと言うことなので、ここまでの感想を率直に書いてみたいと思います。批判的な内容も含みますが、ご勘弁ください。過去のプリンシパルについてはこのブログに書いていますので、ご興味ありましたらご覧ください。

今年の公演のテーマはコメディです。
台本は福田雄一さんが担当していて、内容は良くできていると思います。

まず気になるのは、冒頭の佐藤二朗さんのオープニングの部分です。
VTRで撮影されており、本人はそこにはいません。
しかも、運営の偉いさんをパロディにした内容は全く内輪受けで、白けます。
VTRは少しづつ編集はされていますが、全くライブ感を感じない雰囲気を作ってしまっています。リピーターで観た人はとても不快に感じていると思います。
お芝居の醍醐味は何といっても、その日その日に変わっていく空気感です。
お客の乗りや、キャストの出来不出来で変わっていくからこその面白さです。
佐藤さんという有名芸能人を起用したので、ギャラの問題があるのはわかりますが、昨年までのライブ感は全く感じない冒頭になってしまっているのはとても残念です。

次に気になるのは、全体の緩い雰囲気です。
1回目のプリンシパルは、毎日涙と悔しさ満ちていました。
そして、昨年は難しい台本に挑む気持ちと完成度を高めようとする気持ちが感じられました。
今年は。。。
負けても悔しさがあまり感じられない。
そして、完成度を高めようとする姿勢が希薄なこと、せりふ覚えが悪いメンバーが多すぎること。
とても気になります。
全体が緩いので、ミスや、せりふ飛ばしも容認するような雰囲気を作ってしまっています。
運営はこの状況をどのように見ているのか、甚だ疑問です。

次に2期生の起用の仕方です。
そもそも2期生は初めてのプリンシパルで経験がないのですから、むしろ公演にできるだけ多く出演させるべきです。この公演は経験しながら成長するしかないものだからです。
あまり出られず、結果も出せないのでは、意味がありません。
私の観る限り、ポテンシャルの高い2期生メンバーは多くいます。
その人たちが十分な経験ができずに成長の機会を与えられないのは非常に残念です。
今年は、オーディション形式を1期生対2期生にしても良い位ではなかったか、とも思います。
競争意識がなければ、この公演は全く無意味な学芸会になってしまいます。

最後に、敢えて全てのメンバーの評価はこの時点ではしませんが、プリンシパルの常連とも言える、演技の上手いメンバー、気になるメンバーについて書きます。

生田: 今年も彼女の出る役は締まります。プリンシパルでは常に高いレベルのベンチマークを他のメンバーに示してくれています。しかし、彼女が目指すメンバーがいないことが、最大の弱点になっています。つまり、彼女自身の成長は残念ながら感じることはできていません。もともと天才的な才能をもった人ですが、このままでは只の演技が上手いアイドルになってしまわないかと危惧します。

高山: ことしも一発で笑いのとれるキャラクターは健在です。しかし、彼女も去年から比べて何か成長をしているかと言われれば、元々もっている才能でこなしているだけという印象です。
コメディーなので、笑いをとることは重要ですが、今後の彼女の外仕事につながるような何かを残せないと今年の成果にはならない気がします。

白石:今年ここまで一番良いなと感じるのは彼女です。演技に工夫が見られるし、キャラクターを壊しながら捨身で臨んでいる姿はプロ意識を感じます。外仕事が増えて、芸能界のいろんな人たちと接する中で確実に危機感を持って臨んでいるなと感じます。意外にコメディー向きなのはギャップも含めて面白い存在ですね。大島優子のような変幻自在さを身につけて欲しいです。

松井: SKEから交換留学で初めて臨んでいるプリンシパルですが、2回観た演技はさすがだなと感じました。まずは、オーディションを通しての彼女の態度の良さと、適応能力の高さに驚きます。このプロ意識と姿勢を乃木坂メンバーにはしっかりと見て学んでもらいたいと思います。彼女が交換留学に来た意味はそこにあります。13日の彼女の千秋楽を楽しみにしています。主役に挑戦してほしいです。

若月: 早くも10役全てを達成しました。その目標設定は良いと思いますが、勝つことにこだわり過ぎて、一つ一つの役のクオリティはあまり良いとは思えません。これから後半戦は、何か自分の思い入れのある役に絞って、深い演技を期待したいです。彼女が目指しているレベルが高いものだとわかってるので、低いレベルの中で優越感に浸らずに、外仕事に繋がる演技を見せて欲しいです。

橋本: 前半戦はケガで出られずに、ようやく復帰しました。推しなので、自ずと注目してみていますが、今回今までの出来は良くないですね。まずはせりふ覚えが悪く、集中力が欠如しているところが非常に気になります。所々で魅せる演技力は、女優橋本と言われることは感じるのですが、本人のイメージしている演技と完成度には全く到達していないのではないでしょうか。
後半戦に期待しています。このままでは、終われないはずです。

2期生: 堀や新内、北野などは出演機会も多いので期待しているのですが、今のところ、1期生の先輩を負かそうとする意気込みはあまり感じられないです。その他のあまり出演できない研究生扱い(これもそもそも疑問)は結果を出せというのは酷ですね。2期生をどのように使って育てて行きたいのか全く見えない公演になっているのが残念です。

あとは個別には書きませんが、今年面白いのは、星野、和田、斎藤ち、井上、伊藤か、あたりです。

批判的な内容が多かったのですが、これまでの出来は過去3回では最低です。
7000円という過去最高額のチケット代の元は取れていません。
拝金主義に走って、アイドルの教育を怠るのでは、本末転倒になってしまいます。
後半戦には是非とも必死な戦いを見たいものです。



AKB総選挙まであと3日になりました。
私は約3年間推してきた乃木坂46の為に、生駒里奈さんを応援してきました。
その中で見えてきた物が沢山ありました。

ひとつには、乃木坂というアイドルグループの特殊性を今更ながら感じたことです。
ソニーが逃した大きな魚、AKB48の背中を追って結成されたグループであり、スタートから公式ライバルという看板を背負い続けてきた乃木坂。
だから、0からのスタートではなかった。
恐らく50からの下駄を履いたスタートだったのだと思います。
そして、いまや秋元P傘下のグループとして、NO2の売り上げにまできました。
そして、AKBの多くの強メンの卒業の中で行われた、大組閣。
ここから、乃木坂は本格的に公式ライバルとしての仕事を始めると言ってよいのかもしれません。
それは、野球で言えば、セリーグだけのリーグから、パリーグが作られて、日本シリーズをようやくやれるところまで来た。という感覚でしょうか。

その中で行われた、グループ間交流としての、交換留学。
松井さん、生駒さんという両リーグを代表する選手の交換留学になりました。
そして、交換留学の効果はすでに出ているのではないでしょうか?
もちろん、アンチは沢山存在するし、未だに釈然としない人たちもいるのは知っています。
しかし、こういう見方をしたらどうでしょうか?

乃木坂物語という小説があると仮定します。

すでにチャプター3が始まっています。

チャプター1は、1期生の苦悩と成長。
チャプター2は2期生の加入と1期生との確執と苦悩。
そして、
チャプター3は
乃木坂がトップアイドルグループへ上って行くための新しい挑戦。

ひとつだけ言えることは、どのチャプターでも、主人公は生駒里奈が演じていること。
彼女の苦悩や挑戦を見るとき、私たちは、生きることの難しさや、挑戦することの大切さを知ることができたのかもしれません。
そして、彼女の周りの素晴らしい仲間としてのメンバー、支えているファンの熱い思いがあるからこそ、この小説は読むものを熱くさせます。

この総選挙に関わってきて、改めてそう感じています。

主人公、生駒里奈さんのこれからの活躍を心から祈ります。。。

そして、乃木坂のさらなる成長を願っています。