Ep1
乃木坂シングル2曲目は「おいでシャンプー」
当時シングルのお披露目は日本テレビPONの中で生中継されることが多かったのです。
まだまだファンの少ない当時、朝から並べばファンはPONの中継を日本テレビのサテライトスタジオ近くのデッキで観覧することができました。
その日も通称おいシャンのお披露目はPONで行われましたが、急な振り付けの変更が入り、ONAIR直前まで振り付け師が入り振り付け変更が行われていました。
ファンは珍しくリハーサルを含めて、振り付けの変更の確認現場を見る事ができました。
そこでのセンター生駒さんの姿が今も忘れられないのです。
若干16才、センタ−2曲目で堂々としたリーダーシップをとって動いていたのです。
振り付け確認では、自信を持って他のメンバーに指示を出しながら、目でセンターとしての仕事をしていたのです。
この時の印象は正にやる気スイッチの入った時の生駒さんでした。
そして、周りの年上のメンバーをしっかりリードする姿に感動したし、運営がその後も5曲目まで生駒里奈という素材にセンターを任せた理由を知った瞬間でもありました。
その後「太陽ノック」でセンターに戻ってきた時には、推しでなくても嬉しい気持ちでいっぱいでした。現在この曲のコールの元になったものを生駒推しの「生駒ふぁむ」の皆さんと京都全国握手会の前夜に考えてYouTubeに上げたことも良い思い出になりました。
Ep2
乃木坂の生駒さんの活動ではなんと言ってもAKB兼任時代が忘れられないです。
センターを外れある意味伸び伸びといち選抜メンバーとしてのパフォーマンスが続いていた生駒さん。。。
個人的な感想ですが。。。
恐らくセンター外れたのは悔しさでいっぱいだったのではないかなと。
今放送された乃木坂46 Showでも話していたように、横浜アリーナライブの日にAKBの兼任を電話で打診された時に即答できたのは、そんな今の自分自身への悔しさと、純粋にAKBで学んで来ることで乃木坂に貢献したいと考えたのではと思います。
AKBの兼任は何度かこのブログでも書きましたが。。。
当時の乃木坂現場では反対する、いわゆるアンチが一斉に反発しました。
それは同時に兼任してくれた松井玲奈さんに対しても同じような反発がありました。
そして、AKB総選挙にも出馬することが決まった時に乃木坂でも選挙管理委員会が立ち上げられました。
この委員会には推しを超えて、当時から横の連携を持っていた各生誕委員会が中心に賛同したいろんな人が集まってきました。
丁度赤坂ブリッツで「プリンシパルTrois」が行われており、選挙活動もその現場が中心に行われました。
そこでも準備したフライヤーを受け取らない人や、活動自体に裏切り者扱いされることも度々あり、完全にアウェーであり、アンチとの戦いを強いられるような選挙戦になりました。
選対にはアンチがいればいるほど燃えるようなヲタクが集まり、地元秋田への選挙活動も2度に渡って行われました。
私も地元秋田、由利本荘に活動に行きましたが、その経験と秋田での生駒さん人気を肌で知る良い機会になりました。誰よりも地元を大切にしている生駒さんは、地元の方々にも本当に愛されているなと感じましたし、本当に暖かい場所で育ったのだなと実感できる時間でした。
乃木坂メンバーも番組「乃木坂ってどこ」の中の企画でサプライズティッシュ配りをやってくれて、そこからは、赤坂での選挙活動が逆風からフォローの風に変わったなと感じた瞬間でもありました。
結果、14位選抜入りは速報50位代から見ると奇跡的な出来事だったし、この時の味の素スジアムで行われた総選挙結果発表の際の生駒さんのスピーチは今でも伝説になっているのではないかなと思います。(YouTubeで検索すると聞くことができるはずです)
https://youtu.be/FULQl7MlQBM
↑こちらです
今回の武道館での卒業コンサートでもAKBの楽曲を3曲やりましたが、この1年間の兼任は生駒さんにとっても、乃木坂にとってもファンにとっても大きな財産になった時間だったと思います。
正に生駒さんの左胸の勇気に感謝でした。
最後に。。。
私が目撃してきた生駒さんは。。。
推しではないので握手した経験は非常に限られています。
しかし、AKBリクエストアワーでの「ぐるぐるカーテン」初披露、読売ランドでの初めての全国握手会でのミニライブ、初めてのZEPP全国ツアー、幕張でのバースデーライブ、そしてなんとしても参戦したかったことが実現した初めての紅白。。。
全てのライブの1曲目のセンターには生駒里奈さんがいました。
そして、選抜を、乃木坂全体を細い体で引っ張る姿が常にありました。
その姿はずっと乃木坂をトップアイドルにしたいと願う彼女の強い意思でした。
昨日3万5000人を集めた最後の全国握手会。
それは、生駒さんが誰よりも望んでいたトップアイドルグループになった証なのかもしれません。
実は誰よりも負けずぎらいで上昇思考を持ってる生駒さんです。
これからの芸能活動でも残った乃木坂メンバーを、卒業した乃木坂メンバーを引っ張っていってください。。。
ありがとう生駒さん…