(映画を観ていない方はネタバレ要注意です)

​ 正直いつものAKBの映画のイメージで観にいったので期待はしていなかったのですが。。。  

このSKEの映画は非常に面白かったし、内容の濃いものでした。

沢山映画を観て、泣くこともほとんどないのですが、不覚にも泣いてしまいました。

 
SKEが発足した当時には、AKBやSDNが好きだった私にとってこの映画は、いわばサイドストーリーです。

そして、乃木坂ファンとしてはリアルストーリーだな、と思って観ました。  

それは何故か。。。  

乃木坂はAKBの公式ライバルと言われてます。

しかしSKEこそが当時から、あるいは今でもリアルライバルであることを余儀なくされ、ほぼ同じようなビジネスモデルと公演スタイルを持ってるグループだからです。

 
そして、この映画に出てくる多くの卒業生が語ることは、アイドルの裏側のリアルストーリーなんだなと思ったからです。






 
ここまで、卒業生を取り上げなければならないSKEのお家問題もあります。

多くのメンバーが卒業しているからですね。  

そして、この映画では卒業後いろんなところで活躍している姿が描かれています。

全てのアイドルが見るべき、いや、見た方がよい映画だなと感じるほどリアル感がありました。

私でも知っている卒業したメンバーが、本当に良い顔で幸せそうに語っています。

むしろ当時より綺麗になった人も多いなと感じました。  

ネタバレはこれくらいにしておきます。

乃木坂ファンは、5月に始まる乃木坂の映画を観る前に観ておいたらより楽しめるのかも知れません。  

2015年は、AKB発足10年のメモリアルイヤーです。

10年間アイドル業界を引っ張ってきたAKBです。

しかし運営が抱えている問題や、どのグループに在籍するメンバーにも共通する悩みや葛藤をこの映画はさらけ出しています。

アイドルファンにとっては非常に価値のあるノンフィクション映画でした。

そして、観ている私たちファンの普段の生活、これからの生き方にも沢山のアドバイスをもらえる作品でした。


追伸

この映画は松井玲奈さんのリアルストーリーでもありました。ますます好感を持てるアイドルになりました。