最近観たライブで、Cuteとでんぱ組のライブレポをします。

この2つのグループの共通点は特にありません。 しかし、敢えて言うのならば、プロダクション、CD会社がしっかりしていて、楽曲とプロデュースが素晴らしいということかも知れません。ライブに行くと、そういうバックヤードの良し悪しが意外に見えてしまうものですね。

それでは、Cuteから。。

音霊という夏限定イベントで由比ガ浜でやっているライブでした。1000人も入れるかどうかの箱ですが、Cuteがそんなに小さな箱でやることも少ないので、行ってきました。 内容はとてもリラックスした、ライブと、MC,ゲームなどで構成されており、ある意味神イベントでした。 鈴木愛理を2mくらいのところで見たことはなかったので、高まってしまったことは内緒です。本当に彼女の笑顔は人を幸せにするオーラがありますね。

ライブでは普段歌わない、オリジナル以外の曲も数曲やったり、ファンと一緒に歌ったりと、非常に楽しいものでした。 しかし、所々で見せるパフォーマンスと歌の上手さはさすが、Cuteです。以前のブログで、武道館ライブレポを書きましたが、今のアイドル業界の頂点にいるパフォーマンス力をもっているグループだと思います。 Berrys 工房が無期限休止を発表したあとのライブだったので、少し心配しましたが、来年も音霊に戻ってくると約束してくれたので、安心しました。 Cuteはこれからツアーに入って、ラストは武道館です。 また、応援に行きたい本当に素晴らしいグループです。

次に、でんぱ組です。。

でんぱ組のルーツは秋葉原のディアステージいう地下の箱になります。ここは、1階に小さなステージ、2階はメイド喫茶、3階はガールズバーになっています。 今は変わってしまったかも知れませんが、以前は1階のステージでは、毎日ライブが行われていて、その時間位なると、メイドカフェや、ガールズバーから女の子が降りてきて1~2曲歌ってまた戻るというユニークなスタイルでした。 私は4年前に何度か行ったのですが、現在のでんぱメンバーの数名もそんな中のひとりでした。ちょうど古川未鈴が、ソロでインディーズデビューしたころで、毎日のようにライブをして、CDを売っていました。

その頃に、まさかこのような形でグループを組んでデビューするとは、夢にも思わない、いわゆる地下アイドルの一つであったと思います。 その後、トイズファクトリーという大手プロダクションと契約し、でんぱ組incとして活動を始めライブ活動を始めました。 この数年で何度か対バンライブで観てきましたが、その度に洗練されていき、ファン増殖していったという印象です。

そして、昨日横浜ベイホールのライブも約2時間素晴らしい内容だったなと感じました。もちろん初期のアキバヲタクムードはやや薄れてきましたが、その代わり、非常に幅広い内容とジャンルの曲を披露していたなという感想です。ヲタクの沸き方も、いろんな現場のヲタ芸やコールをうまく取り込んでいて、楽しいものでした。懐かしの小沢健二の「強い気持ち・強い愛」をでんぱアレンジで聴けたのは嬉しくなりました。

地下アイドル出身アイドルといえば。。。
実は、AKBも、ももクロも以前はれっきとした地下アイドルでした。もちろん初期を支えてきたファンは既に現場を離れているとは思いますが、その時代のファンとの熱いライブこそが、アイドルを支えています。

今回でんぱを観て、次のブレークを予感しましたし、既に第2段階の成長をしっかり遂げており、素晴らしいグループとパフォーマンスになっていました。恐らく、日本だけでなく、ジャパニーズクールコンテンツの代表として、海外ファンをたくさん獲得できるグループだと思います。
純粋にこれからもライブに行きたいなと思いました。  

以上この2つのグループのライブに行ったことのない方には、激推しできるライブアイドルでした!