乃木坂46の10thシングル選抜が発表されました。
10枚目の記念シングルであり、今後の乃木坂の活動を占う様々な事が秘めているのではないかと思います。

今回の目玉は何といってもセンター生田絵梨花ですね。 満を持してと言うべきか、いよいよと言うべきか。 彼女は乃木坂の秘密兵器であり、アイドル業界全体の中でも突出した才能とポテンシャル、そして実績を持っていると言って良いでしょう。 子役としては、「トイレの花子さん」で主役を経験し、ピアノの実力は東京都代表になったほどです。

乃木坂では、過去3回のプリンシパル公演という、オーディション形式のお芝居の中で彼女の実力は最大限に発揮されてきました。誤解を恐れずに言えば、プリンシパル公演は彼女の存在がなければ成立していなかったかも知れません。 また、絶対音感を持つ彼女の歌声は、どのCDを聞いても音場のセンターにあり、楽曲をリードしているのがわかります。グループアイドルにとってこういう安定した音程の存在は非常に重要であることは言うまでもありません。声質も透き通った高音であり、やはりクラッシックの基本で鍛えられているなと感じます。

こんなスキルと実績を持った彼女が今までセンターにならなかったのはなぜでしょうか? 恐らく、学業優先をメンバーに許している乃木坂運営は、彼女が大学生になるまでは、アイドル活動が負担にならないように配慮してきたのだと推察します。この夏は推薦入学の準備の為に活動一時休止しました。そして、10月発売のシングルでセンターで戻ってきました。

もう一つ、彼女のセンターには伏線があるように思います。 それは、紅白歌合戦です。 8作連続オリコン1位を取り、秋元P傘下のグループでは、AKB本体の次の売上まで到達した乃木坂は紅白の有力候補になると思われます。生田の親戚であり、名プロデューサーの佐久間正英が今年亡くなりました。NHKでは、佐久間氏の特集番組が組まれました。そして、その中で、佐久間氏と生田のコラボレーションが実現したのです。曲は、乃木坂の名曲と名高い「君の名は希望」。佐久間氏がこの曲を気に入り、独自のアレンジで、生田との共演を望んだと聞いています。そして、佐久間氏は80年代以降の日本のロック、ポップスの最大の功労者のひとりであることは誰もが認めています。もしも、乃木坂が紅白に出るのであれば何らかの形で追悼の意味でこの曲をやるのではないかと思います。その時の主人公は生田絵梨花になるのではないでしょうか。GlAY等佐久間さんのお世話になった人たちがバックバンドをやったら最高の追悼になりますね。  

生田絵梨花はこの秋に本格的ミュージカルにも出演することになりました。 私の知っている熱狂的な生田ファンはこの日を待ち望んでいたと言っています。 どんなパフォーマンスを観せてくれるでしょうか? 恐らくそれは、我々が知っているアイドルのレベルをはるかに超えたものになると思います。私も推しではありませんが、是非目撃しに行こうと思います。

私が生田絵梨花を初めて観た時の感想。。。
将来の芸能界を背負って行ける、代表的なマルチタレントになるな。。。

今でも、その時の圧倒的な印象は忘れられません…