毎月恒例映画感謝デーです。2本見てきました。

告発のとき(4) 
缶コーヒーの宣伝で有名になったトミー・リー・ジョーンズ、そう謎のおじさん宇宙人役の人です。今回は彼が主役のとても重いテーマの実話でした。イラクに行った息子が謎の死をとげることから始まるお話。いつもながらアメリカにはこの手の話がいくらもあるんですね。われわれが知らないイラクの内情も垣間見ることができます。戦争映画ではありませんが、内容はとても悲惨です。これは作者の反戦映画なのでしょう。戦争に行った人が精神的に病んでしまい立ち直れなくなることは、「ランボー」などでも語られていることです。戦いでしか解決できないこと。まだまだこの世にはそんな争いがたくさんあって、核兵器もたくさんあるわけです。映画の持つ力、役割は私たちにこれらがいかに愚かしい人の行為なのかを永遠に語っていくことなのでしょうか。

アフタースクール(2.5)
うーん、ちょっとストーリーが凝りすぎて外しちゃった感ですね。たぶんストーリーの意外性やあっと驚く結末で驚く映画なのでしょうけれども、残念ながら一回では全体の構成を理解することができずに終わりました。もっとコメディータッチにしてもらった方が良かったのではないでしょうか? キャストはなかなか面白い人が出ているのに残念でした。