桧村賢一氏
ボートピア市原・呉 舟券の核心
ヴィーナスシリーズは数字合わせ
選手登録16年未満の女子選手が出場するのが、ヴィーナスシリーズです。選手登録6年未満の男子選手が出場するルーキーシリーズよりも、人気があります。舟券がわかりやすいのです。勝率1点台の選手でも、出場する以上は公平に扱わなくてはなりません。2回走りの日もあります。すべてのレースで6着を取ると勝率は1.00です。すべて5着なら勝率は2.00です。1点台は、平均して5着と6着の間を走っている選手です。同じような選手が集まるレースでしか上位着に絡みません。
ヴィーナスシリーズは、1着を取りそうなグループ、1着は取れなくても2、3着に絡みそうなグループ、着外が走る前からわかっているグループに分けて、あとは数字合わせをするだけです。20通りくらいの組み合わせの中から数字を選択するだけです。ボートの専門紙を買ってさらにデータを調べるとかなり絞り込みができます。配当が安くても、1日遊べれば十分というお客さんも多いものです。女子選手を応援しているだけで楽しいというお客さんもいます。
今週号の週刊新潮に坂上忍さんがボートピアの事を書いてくれています。前回の成績が悪かったのでリベンジするのですが、なんと0勝60敗だったとか。ひとつもカスリもしなかったそうです。5場全部買ったみたいですね。「だから、今年も働きます。だって、また競艇に行きたいですからね」とか。仲間がいるというのは心強いものです。