第１章：薙ぎ払う剣「スサノオの心」を読み解く

スサノオの心を読み解く日本神話からのメッセージ

～アシタカの生きる姿勢にみる自由に自分らしく生きるヒント～

※今月出版予定のkindle本を、毎日朝７：３０に更新しています。

※３分程度で読めます

第１章：薙ぎ払う剣「スサノオの心」を読み解く

スサノオの行動を読み解くと、幼い子どものような振る舞いがあります。

母神である伊邪那美が死んだときは、統治する役目を投げ出して泣きじゃくり駄々をこね父神の伊邪那岐に叱られてしまいます。
姉の天照大神が統治する世界に訪れたときは、まさに分別のつかない無邪気な子どものように横暴な振る舞いをしてしまいます。

そんな、スサノオの心は、自分の行動で招く混乱とカオス（混沌）の世界もいとわない、まさに嵐のような存在です。幼い子どものようなまっすぐで純粋な心があると考えます。
特徴はオープンマインド、ドライな一面、覚悟を持っていることです。

オープンマインドは「般若心経」のような曇りなき眼と心です。
ドライな一面は、他人に流されず自分の気持ちに正直に生きる「純粋な心」です。
覚悟は、武の極みと心技体の鍛練からくる「葉隠（武士道）」だと考えます。

この特徴は自分らしさと自由な心を育てていきます。
そして、心が自由であるほどに「共に生きる」ことが可能になります。

まっすぐで純粋な心
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オープンマインド：考え方が開放的、まっさら、偏見が少ない
ドライ：ものごとに流されない、自分の想いに正直、へつらわない
覚悟：一瞬を生きることに懸命、悔いなく今を生き続けられる、死への不安がない
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共存共生、和の心

スサノオの心は「まっすぐで純粋な心」を持つ人のことです。そこには男子、女子は関係ありません。

純粋とは自分の心に正直に生きることだと考えます。
感情が溢れ出るままに、欲するままに、心のおもむくままに、そのまま生きることかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
★★★★★続きは明日になります★★★★★