京都から1年のときを経て、2019.8.30ジョージが東京に凱旋した。

 

今回は東京の日本青年館ホールでの公演で、8.30~9.23の全30公演。

https://seinenkan-hall.com/

↑画像は日本青年館ホールのHPよりお借りしました。

 

吾郎さんも初めてのホールで少し緊張していたみたいだが、私自身も新しくなった青年館ホールは初めてでちょっとドキドキ。会場に一歩足を踏み入れてまずあたりをぐるっと見回した。新しい匂いさえ感じるホール。黒で色調が統一され、京都劇場よりは横幅が広く、傾斜がある印象。うん、これは見やすいかもしれないと期待。

 

席についてしばらくすると、会場全体の空気感から1年前の初日のことを思い出した。

 

1年前の京都公演は、吾郎さんにとっては独立しての初舞台だった。そういう事情もあってか会場に入るとすぐに、開演もしていなければ演奏も始まっていないのに、何とも言えない温かい見守るという空気を感じたんだった。それだけでウルウルしたことを思い出した。昨年の初日公演のあと、ホテルの部屋でみんなの感想ツイをめぐっていたら、吾郎さんが舞台に戻ってきたことに感動して泣いていらした方が一杯いたと知った。この「君の輝く夜に」はそういう舞台だったんだ。

↑昨年の初日を終えての私のツイ。

 

今年の空気もまぎれもなく、あの1年前に感じた温かい空気だった。これは「No.9」でも「LIFELIFELIFE」でも感じなかった空気。これこそが鈴木舞台、つまり吾郎さんにとってのホームと言える舞台なんだと改めて体感したし、今度はそれに感動してやっぱりウルウルしてしまった。いや年とったな(笑)

 

ただ、一つ付け加えるなら、昨年と今年では今年の空気の方が軽やかで明るかったってこと。たぶんストーリーを知ってらっしゃるお客さまが多くて、舞台で繰り広げる楽しさを予測できているということ、去年は少なからずあった悲壮感からの脱却みたいな雰囲気がなかったこと、そういうのが影響しているのかなと。とにかく、始まる前から周りがひたすら笑顔で、その笑顔がさらにまわりに伝染していっていた。

 

内容はと言えば、ストーリーは昨年と同じなのだが、ちょこちょこと色んなことが変わっていた。まずは、吾郎さん演じるジョージがよりチャラくなっていた(笑) サングラスかけてるし、グッチ着てるしww でもオトボケ感も増し増しで可愛いしかないww 安寿さんは安定の歌声・ダンスで圧倒してくるし、北村さんは面白さ倍増だし、中島さんは茶髪にするなど可愛さで押してくるし、もう最高。話の内容は別に解釈の必要がないので、今回は割愛(いつか書くかもww)。

 

最大の変更点はSHOW TIMEの内容。ほぼ歌が変わり、4人が絡む曲が増えて、ストーリー性が増したので見やすい。選曲もあいかわらずのスタンダード+80年代の我ら世代に懐かしい歌で楽しい~。

吾郎さんの「イパネマの娘」「Smile」とか安寿さんの「素顔のままで」とか、北村さんの「フィジカル」に中島さんの「いつか王子様が」。でも何と言っても4人で歌う「シェリーに口づけ」はもう振りまでもが可愛いくて、つい家に帰った後も歌ってしまっていた。今後、何回か通う予定なので、SHOW TIMEラインナップを終演までには覚えたいところ。

 

そして何より今回最大のミッションは、佐山さんの遺作である曲を覚えること。昨年も何曲かはうろ覚えながら譜面を起こしたのだが、またいつでも聞けるぐらいの気持ちで、全然気合が入ってなかった。が、佐山さんが亡くなってしまって、なんであんなチャンスがあったのにちゃんと聴いておかなかったんだと激しく後悔した。悲しいかな佐山さんの曲はもう増えない。けど最後の佐山さんの曲が聴ける舞台を観ることができた感謝をずっとずっと忘れないためにも、耳コピ頑張るぞww

 

ということで、少しずつですがここでも備忘録的に公開しますね~。