こんばんは。
≪春≫です。
精神科病棟の看護師をしております。
幻聴(げんちょう)
って聞いたことありますか?
誰も話していないのに
声が聞こえてくる。
統合失調症の患者さんにとても多い症状の1つでもあります。
頭の中で他人の声が響くなんて、とても辛いと思います。しかも、ネガティブな内容ばかりがほとんど。
夜中に、何度も何度もトイレの水を流す患者さんがいました。様子を見に行くと
『水を流せって聞こえるんです。。。』
洗面所で水をひたすら飲む患者さん
『水を飲めって聞こえるんです。。。』
素直に幻聴に応対してしまうのです。
また、ぼーっとしている患者さん。
じーっと幻聴に聞き入っている事もよくあります。
過去の辛い経験も幻聴として聞こえてくるようで
ちび、ちび、ちび、ちび、
ぶす、ぶす、ぶす、ぶす、ぶす、ぶす、
と永遠に聞こえてきて
状態が悪くなる患者さんもいます。
こんなことが、耳元や頭の中で
聞こえ続けたら 私だってどうにかなってしまいそうです。
こんな患者さんに
どのような対応をするのが正解なのか
分かりませんが
そうなの。大変ね。
と、傾聴して声かけするのもいいと
思います。
しかし、ある時
患者さんが幻聴のため、ちょっとおかしな事をいいだしたのです。
先輩看護師さんの対応
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
それは幻聴でしょ!!
無視しとけばいい!!
もー
もー
衝撃でした(^^;
幻聴に対して
『幻聴でしょ!』
と患者さんに断定していいんだ!!
え?!
患者さんって、幻聴が幻聴と理解してるの?!
とプチ混乱しました(^^;
その患者さんは、幻聴だと言われ
『はい。』
とうなずき静かになりました。
こういう対応の仕方もありなんだ。
というか、
『この患者さんには、こういう対応がいいんだ。』
と勉強になったのです。
個別の看護というのでしょうか。
患者さんによっては
『それは幻聴ですよ。』
と言ってしまうと
逆上する患者さんも時にはいるからです。
精神科って、奥深いなあ。
と思ったのです。
今日もこんなブログを読んでいただいた方
ありがとうございました。
≪春≫