大ヒット上映中「セックス・アンド・ザ・シティ」
ニューヨークはマンハッタンに生きる、4人の30代独身女性の恋愛と本音を描き、日本でも大ブームを巻き起こしたテレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」。98年から6年にわたって放送され、終了から4年経った今年、映画になって帰ってきた。
ストーリーは、もはや説明不要かもしれない。主な登場人物は、コラムニストのキャリー・ブラッドショー、PR会社の社長を務めるサマンサ・ジョーンズ、弁護士のミランダ・ホップス、元アートディーラーのシャーロット・ヨーク。
キャリーは、セックスについてのコラムを書く仕事をしながら、心では運命の男性を探している純粋な女性。マノロ・ブラニクなどの高級な靴を大量に所有するなど、ファッションアイコン的なキャラクター。テレビシリーズでは理想の男性、ミスター・ビッグとの破局と復縁を繰り返し、最後にようやく恋を実らせる。現在までに3冊のベストセラーを出版、「VOGUE」にも寄稿するなど、恋も仕事も順調だ。
セックスに対して奔放で、どんなものでも手に入れるパワフルな女性サマンサは、乳がんが発覚したときに支え続けてくれた、年下の恋人で俳優のスミスとステディな関係に。現在は彼のためにニューヨークを離れ、L.A.でマネージメントに徹している。
運命の人との結婚を夢見続けていたシャーロットは、理想の男性とはほど遠い、弁護士のハリーと結婚。彼のためにユダヤ教にも改宗したが、不妊に悩まされる。テレビシリーズの最後では、中国からの養女を取ることを決意。母親を立派に務めている。
一方、もっとも冷静で地に足のついたミランダは、バーテンダーのスティーブと結婚し、ブルックリンに一軒家を購入。弁護士の仕事を続けながら、スティーブとの間にできた息子と幸せに暮らすが、アルツハイマーの義母の介護というストレスフルな生活を送っている。
そんな性格もタイプも違う4人が、失敗を繰り返しながら、それぞれの幸せを見つけてから数年。キャリーとビッグの結婚を軸に、4人にさまざまな波乱が巻き起こる。果たして、ハッピーエンドの続きは…
テレビシリーズから引き続き、パトリシア・フィールドがスタイリングを担当する衣装は、キャリーだけで80着以上、4人が着た合計は300着を超えるという。彼女たちが着こなす、高級ブランドの最新ファッションを見られるだけでも楽しい。
オリジナルキャストに加え、『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞した、ジェニファー・ハドソンも参加しているのも話題だ。さらに、40代になった女性が直面するさまざまな問題や、何があっても変わらない女の友情が描かれるなど、見どころも盛りだくさん。
また、テレビシリーズのオープニング曲をゴージャスにアレンジした、ファーギーの『Labels or Love』やジェニファー・ハドソンによる、パワフルな『All Dressed in Love』などを収録した、サウンドトラックも発売されている。
オフィシャルサイトでは、あなたの彼が、登場するどの男性のタイプか診断する「SATC男占い」や、キャリーのデスクトップをパソコンで再現できる「CARRIE’S MAC BOOK」など、面白いコンテンツもあるので、映画と共に楽しみたい。
出典:ウーマンエキサイト・Garboコンシェルジュ