スキップしたかったのにうっかりマッチングしてしまった2人目、コーヒーさん。
コーヒーに並々ならぬ愛情を持ち、豆、落とす機械、カップ等コーヒーに関するものには常人が到底理解することができない程のこだわりを見せていたのでコーヒーさんと呼びます。
3歳年上、IT企業勤務とのことでした。

やり取りは前回の実家暮らしさんと同時平行でした。
普通に明るい、といった感じで変にハイテンションでもなく、滞りなくやり取りが進みました。
前回の実家暮らしさんで得た失敗もあったので、正直面談はためらったのですが、コーヒーさんも日本酒が好きということで、日本酒がおいしい焼き鳥屋さんに行くことに。

実際に会ったコーヒーさんはめっちゃイケメンで優しい雰囲気、これはモテるだろうな~という印象です。
焼き鳥屋さんで仕事や生活のこと等いろいろと話しました。
コーヒーさんはコーヒーの他にも自炊が好きで、何でもイチから作らないと気が済まないとのことでした。
麻婆豆腐やパスタも市販のソースは買ったことがなく、こだわり抜いて厳選した調味料、素材から作っているそうです。
一方の私は、企業努力の積み重ねによって日々おいしく進化を遂げている市販ソースのありがたみを享受しているので、素直に尊敬しました。

しばらく焼き鳥屋さんにいたのですが、もっと日本酒が飲みたいね、という話になり、たまたま近くに私がよく行く日本酒バーがあったので2軒目に行くことに。
日本酒バーの扉を開くとなんとびっくり、仲の良い私の職場の人と遭遇するというハプニングが。
「あれっ彼氏さん…?」と聞かれ、職場の人には婚活していることを言っていないのもあって「いえ、友達です。」と即答。
職場の野次馬さんにいろいろしつこく聞かれたコーヒーさんも「仲の良い友達なんですよ~女の子で日本酒好きってあまりいないので貴重で。ははっ。」と適当かつ爽やかに話を合わせてくれ、このイケメン隙がないすごい、とこれまた素直に感動しました。
最終的に職場の人も一緒に楽しく飲み、「次のお店決まってないならここ行ってみて!私はここで!」と名刺をくれたので、そのお店に行ってみることに。

そこは薄暗い商店街にある日本酒居酒屋さんで、散々道に迷いながら着いた時の達成感は半端ではなかったです。
お店の中も薄暗く、かなりこじんまりとしていて、私の大好きな雰囲気でした。ちなみに今もたまに行っています。
それぞれのお酒に合う肴をその場で作ってくれ、薄暗い雰囲気とは真逆なとってもおしゃれな居酒屋さんでした。

最初は楽しく静かに飲んでいたのですが、コーヒーさん、この3軒目で潰れてしまい、私が近くのホテルまで送り届けて面談終了しました。

そして私は飲み足りなかったのでひとり4軒目に向かうのでした。

コーヒーさん、彼女がほしくてペアーズやってるんじゃないんだろうな~という感じはひしひし伝わってきました。
機転が利いてイケメンで、生活力もある。
当初は飲み友達作ろ~と思って始めたペアーズでしたが、ペアーズで飲み友達を作って一体どうするのか、ということにコーヒーさんを通して気付いていきます。
飲み友達は飲み屋で作ればいい。
私は自分に合う結婚相手を探さなければならないのだ。
彼女を探していない人と飲むより他にやらねばならぬことがある。

コーヒーさんとは面談史上初、LINEを交換したのですが、上記のとおり自分自身への違和感に気付き、やり取りを終了しました。

【教訓】
知り合いに合うので生活圏内で面談をしてはいけない
初対面相手に潰れるまで飲酒しない人がいい
時間は有限である