しょこたんが、YouTubeで自身のストーカー被害について訴えていた。

以前ライブで

「育った家がこの会場の徒歩圏内!」

と喋ってるのをみて

(そんなん、バラして大丈夫なん!?さすが、しょこたんファン弁えてるんだな)

と驚いたが、やはり実害はあったのかと、少ししょんぼりもしてしまった。いや、それでも、ファンの総数と実害件数から思えば基本的には弁えてる人が大多数なんだろうけども。

自分は、ストーカー被害に遭ったことが無く過去の事例や友人から聞いた話の知識だけで話すが、多分、しょこたんが被害を訴えても、肝心のストーカーには多分届かない。
「俺の事を話してくれてる💕わっほい」
と喜んでより行動的になるタイプも十分厄介だが、実は自分をストーカーと自覚してる分、まだマシで、一番厄介なのは
「俺のしょこたんに酷いことするなんて許せない!俺が守ってやらなきゃ!」
と、自分の事を言われている自覚が1㍉もなく、自分の行動は正義だと疑ってないタイプが本当に厄介だし怖いし、信じられないけど実在する。

例えば、動画内でしょこたんと同じマンションに越して来た人が、そのタイプだとしたら
「せっかく、しょこたんと同じマンションになったのに、そんなストーカー野郎がいたせいで引っ越しちゃったのか!許せない💢」
と言う発想になる。いやマジ凄まじいポジティブ思考だ。

私なんぞ、ライブ後に推しと遭遇しそうになって
(ひぃっ!『後付けてる』とか『待ち伏せされた』とか誤解されたらどうしよう!?見つからないようにしなきゃ!)
と、余計に挙動が怪しくなり、ストーカー味が増してしまうタイプだと言うのに。
そのポジティブさを少し分けて欲しい。いや、そもそも私自身がストーカー気質だから分けられたら真性ポジティブストーカーになってしまう。やっぱいらん。

と言うより、私は『私自身を認知して欲しい』と言うより、『推しの仕事モード以外の姿覗きみたい』タイプのストーカーなので、偶然を装って遭遇するより打ち上げ会場の壁か天井か爪楊枝入れになりたいタイプだ。下手すると純正よりキモいタイプなので、できれば本人達に認知されないでひっそり行動したい。「黒●のバスケ」の黒子くん並みの存在感で生きていきたい。

話が逸れてしまったが、そんなわけでしょこたんが被害を訴えても、それが届くのはストーカー本人ではなく、むしろ普段から弁えて行動をしている良識あるファンの方だろう。と言うのがある。悲しいことではあるが。

じゃあ、今回のしょこたんの訴えは無駄だったかと言うと、実はそれも違う。
ファンや周囲の人間は『有名税で片づけられないような被害が実際にある』と言う事を知る事ができた。
色んなパターンがあるストーカー被害の一例を知る事ができた。
現時点で、どうすれば良いのか結論は出なくても、いつも明るく楽しい姿を見せている裏の闇の部分の存在を知る事で、今後何かが変わるはずだと思う。

綺麗事じゃない話を綺麗事で締めてしまったような気がするが、まぁ、理想がないと良い世界を作ることも出来ないので、こんな感じで今日は失礼致す。