249 夜更かしの夢話 | making satalaf 

249 夜更かしの夢話

最近夜しっかり食べるせいか
夢をとにかくよくみる。
今朝のはこれまた突飛で
親父がスーパーカーを持っているのだと告白してきた。
裏に停めてあると聞き見に行くと
メタリックブルーとシャイニングシルバーのツートンカラーの流線型
ブガッティのヴェイロンであった。
数年前にニュルで市販車の最高時速を叩き出したモンスターカーだ。

あり得ない。
親父がこんな車持ってるなんて。
しかもこんな港町の造船場の空き地に停めてひどい扱いもいいとこだ。

とは言え「え、これ乗っていい?」と無遠慮に尋ねるとすんなり断られた。
運転はだめだと。運転席に座るだけならよしとも。

低い車高の横に長いドアをあけ、体を滑り込ませる。
ハンドルを握る。
ははーん。

ヴェイロン悪くない。

そう言い残して僕は港町の造船場もとい夢を後にしたのだった。