311 レンガ | making satalaf 

311 レンガ

幾多の想いが去来していながらも穏やかな気持ちの日曜は
復活したアラジンのストーブと公民館にあるような大きめのストーブとが
その実力以上に妙に暖かい。

返却期限を過ぎてしまった本を慌てて読み進めると
どういうわけかこちらの気持ちを察した文面が
ページ毎に配してあって
それを見るたびに、読むたびに
ゴトン、ゴトン、
と表面は乾いているもののその内部に明らかに湿気を含んでいる
レンガを積み上げる音が聞こえてくる。