コトバの貯金箱 -2ページ目

水瓶のお話し

産院での退院指導で助産士さんが聞かせてくれたお話し。(うろ覚えですが汗



あるところに水組みの少年がいました。彼はいつも2つの水瓶を天秤のように肩に担いで水を運んでいました天秤座。1つの水瓶はきれいで傷ひとつないものでしたが、もう1つは長いこと使っているうちにひびが入り、中の水が半分くらい漏れてしまようになりました。それでも少年はひびの入った水瓶を使い続けていました。

きれいな水瓶はたくさんの水が運べるので鼻高々です。「僕は一度にこんなにいっぱい水を運べるんだよ。」一方、ひびの入った水瓶は「僕はちょっとしか水を貯めておけない。そのせいで何回も水汲みに行かなきゃいけなくなってしまう…ガーン。ごめんなさい。」と少年に謝ります。すると少年はひびの入った水瓶にこう言いました。「キミの足元を見てみて。」


見るとひびの入った水瓶が通った後にはきれいなお花ブーケ1がたくさん咲いているのです。「僕はキミが通る側に種を撒いたんだ。キミから漏れてくる水のおかげでこんなにきれいなお花の道ができたんだ。このお花は水運びの疲れを癒してくれてるんだよキラキラ。」

ひびの入った水瓶はこの言葉に救われてそれからも少年と水運びを頑張りましたクローバー



というようなお話し。
そして助産士さんは↓のように教えてくれました。

育児をしていく中で悩むことの大半は他の子と比較して落ち込んだり不安になることです。大事なのは自分の子供の成長を見守り、その子にあったフォローをしてあげること。他の子のレベルに無理矢理合わせるのではなく、その子に合った道を示してあげること。それができればきっと幸せな育児生活が送れます。


その通りだなぁと思う。

たぶんワタシはムスコに平均より上を求めてしまうと思うのだ。いつも1番でいてほしいとは思わないけど普通よりはちょっとイイっていうレベルを。でもそれではいけない。

軸になるのは周りの子ではなくムスコ。彼がどうしたら幸せに過ごせるかを忘れてはいけないのだ。



これからムスコが成長していくにつれ、もっと忙しくなったら見失ってしまいそうなので、ココに貯めておくことにする。

三つの心

一.「はい」という素直な心
二.「すみません」という反省の心
三.「ありがとう」という感謝の心


長いこと通っていた剣道の道場でお稽古が始まる前にみんなで読み上げていた言葉。


(途中お休みした期間はあったけど)20年+α通っていたのでどっぷりと私のココロに浸透している。


…はずだけど、これを実践するのはなかなかどうしてムズカシイ汗。年を重ねるほど難しくなっていく気がする。どうしても自分が正しい、自分は悪くない、他人がうらましいと思いたくなる。


違う意見に会った時、何かに失敗した時、自分が今の生活を送ることができていることそのものに、↑の三つの心をもって向き合っていきたいものだ。そうすれば心穏やかに過していけると思う。そして私の周りにいる人達の心も穏やかにすることができると思うクローバー

コンセプト

心に残ったコトバ、忘れたくないと思ったデキゴトや自分のキモチをここに貯めていきたいと思う。

親に結婚を反対されていたワタシ。やめておけという理由が分かっているだけに自分の選択が正しいのか不安は大きくなるばかりだった。だからなのか、友人が言ってくれたコトバを始めに色々なコトバに勇気づけられるようになった。

今の私の生活は出会ったコトバ達の後押しなくしてはありえない。
そんな大事なコトバ達を忘れてしまわないようにここにしまっておくことにする。そしてまた道に迷いそうになった時に勇気をもらうのだ。


前回の記事は息子を授かった瞬間に書いたもの。どんなキモチだったかを残しておきたくて書いたんだよな。
今息子は4ヵ月。すくすく元気に育っている。日に日に愛しさも増している。