28日(木)の日経平均は
前日比141円安の33,539円
と5営業日ぶりに下落しました


27日(水)のNYダウは
111ドル高の37,656ドル
と前日に続き上昇しました
前日同様
景気は堅調な一方インフレが鎮静化し
早期の利下げに対する期待が高まっていることから
株式を買う動きが優勢となりました
ただ
ダウは史上最高値圏で推移している中
目新しい買い材料がないことから
更に株式を買い上がる動きにはなりませんでした


1ドル=141円台前半へと
前日(142円台半ば~後半)に比べ円高ドル安が進んだことから
東京株式市場では
業績改善期待が後退した自動車、電機、精密、機械など
外需株が売られ、日経平均を押し下げました
この日は12月末の配当権利落ち日(※)で
日経平均を約50円押し下げました
ただ
前日の米国株が上昇し
この日のダウ先物は前日の現物終値に対し更に上昇したことから
東京市場の売りは限定的でした
相場の下落局面では好業績が期待できる銘柄が買われ
東証プライム市場における値上がり銘柄数は1,009銘柄と
値下がり数:592を大きく上回りました
(※)前日に株式を保有していた場合、12月末の配当を受け取る権利がありますが
この日保有しても権利がないことから
理論上、配当額分だけ株価が下落することになります

東証スタンダード市場指数は
5ポイント高の1,165ポイント
と前日に続き上昇しました
スターツ出版<7849>(小説サイト、レストラン・サロン予約サイト)が大幅に上昇しました