11日(月)の日経平均は
前週末比483円高の32,791円
と3営業日ぶりに大幅に上昇しました


前週末8日(金)のNYダウは
130ドル高の36,247ドル
と前日に続き上昇しました
この日発表された
11月の雇用統計において
雇用者数は市場予想以上に増加し失業率は前月に比べ低下しました
ミシガン大学発表の12月の消費者態度指数は前月比で改善した一方
1年後の予想インフレ率は前月比で大幅に低下しました
景気が堅調な一方インフレが再来する懸念は小さいとの見方から
株式を買う動きが優勢となりました
半導体、ネットなどIT(情報技術)関連株を買う動きは続いており
IT関連株の構成比率が高いナスダック総合株価指数は
63ポイント高(14,403ポイント)と前日に続き上昇しました


米国において
景気が堅調な一方インフレ懸念は和らいでいるとの見方から
前週末に株式相場が上昇したため
週明けの東京株式市場でも
幅広い業種の銘柄が買われました
業種別指数(東証33業種)は
その他金融を除く32業種が上昇しました
東証プライム市場における値下がり銘柄数は僅か212銘柄でした
(値上がり数:1,416)
1ドル=145円台半ばと前週末(143円台後半)に比べ円高が一服し
海外売上の大きい企業の業績改善が続くとの安心感が広がったことも
東京市場における買いを促しました
日経平均は前週末までの2日間で1,138円下落していたことから
この日は短期的な反発期待の買いも増えたようです

東証スタンダード市場指数は
10ポイント高の1,154ポイント
と3営業日ぶりに上昇しました
ライフドリンク<2585>(飲料製造)
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクルショップ)が大幅に上昇しました