大手シューズメーカー
アシックス<7936>の
2022年12月期業績は
売上高:前年比20%増の4846億円
経常利益:同39%増の309億円
となりました
【売上大幅増】
直近の四半期である
第4四半期(10~12月)では
売上高:前年比48%増の1215億円
経常損益:同102億円改善の33億1千万円の損失
(前年:135億円の損失)
と、例年季節性が要因で経常損失となる時期としては
好調であったと言えます
売上を地域別でみると
日本(前年比45%増:343億円)
北米(同49%増:297億円)
欧州(同77%増:276億円)
オセアニア(同53%増:84億円)が
好調に推移しています
商品別では
主力の
パフォーマンスランニング
(ランニングシューズ)が
前年比50%増(610億円)
と大きく伸びました
マラソン、駅伝におけるシェア拡大に注力した結果
トップアスリート向けシューズ「METASPPED」が好調を維持しています
成長モデル「BOUNCE」を若者をターゲットして販売拡大に注力したことも寄与しました
コアパフォーマンススポーツ
(陸上競技、テニス、バレーボールなど競技スポーツ用シューズ)は
同2.2倍(132億円)
と高い伸びとなりました
北米におけるテニスシューズや
欧米におけるインドアスポーツ向けなどが牽引しました
スポーツスタイル
(デザイン性に優れスニーカーとしても使用できるシューズ)は
同79%増(120億円)
となりました
アパレルエクイップメント
(競技用ウェアや日常のファッションアパレル)は
同2%減(86億円)
となりました
オニツカタイガー
(「オニツカタイガー」ブランドのシューズ、ウェア)は
同37%増(112億円)
となりました
【1月も好調持続】
会社側は
23年12月期業績予想について
売上高:前年比5%増の5100億円
経常利益:同4%増の320億円
と予想しています
1月の売上は
前年比73%増と好調です
日本(前年比69%増)
北米(同30%増)
欧州(同2.1倍)は
好調を持続しています
中華圏(同35%増)も
中国における行動規制の緩和により
回復が顕著になっています
会社予想を上回る高成長の持続が期待されます
(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します