日本動物高度医療センター<6039>は
犬、猫の医療サービスに従事しています


主力事業は
二次診療です
一時施設(かかりつけ病院:街のクリニック)の紹介を受けた飼い主のペットに対し
高度な医療サービスを提供しています

循環器・呼吸器科
泌尿器生殖器・消化器科
腫瘍科
脳神経・整形科
眼科
と豊富な診療科で専門的な診療を実施しています

年中無休で
土日祝日・夏季・年末年始が休業である大学病院に比べ
スピーディな対応が可能です

施設は
病院が
東京(足立区)、神奈川(川崎市)、愛知(名古屋市)に
検診(画像診断)センターが
東京に2カ所(世田谷区、江戸川区)、さいたま市にあり
全国4,030の病院と提携しています


【7~9月は59%増益】
2023年3月期
上期(22年4~9月)業績は
売上高:前年比33%増の19億2千万円
経常利益:同59%増の3億円
となりました

犬、猫の高齢化に伴い
疾病が多様化し
より高度な医療が求められています


第2四半期(7~9月)の3カ月間の業績は
売上高:前年比37%増の9億8千万円
経常利益:同68%増の1億6千万円
となっています

22年3月に
ペット用酸素ハウス(酸素濃縮器・供給器)を販売・レンタルする
テルコムを子会社化したことにより
売上の伸びは高い状況が続いていますが
その影響を除くと
第2四半期の売上高は
前年比8%増の7億8千万円となります

主力の二次診療の売上高は
前年比11%増(6億6千万円)
と好調です
初診数は
前年比9%増(1,930件)
総診療数(初診+再診)は
同0.2%減(6,982件)
手術数は
同16%増(582件)
となりました

画像診断事業の売上高は
前年比5%減(1億2千万円)
となりました

健康管理機器レンタル・販売(テルコム)は
2億円(前年実績非計上)
となっています


【会社予想は23%増益】
通期業績の会社予想は
売上高:前年比30%増の38億6千万円
経常利益:同23%増の5億4千万円
ですが

下期(10月~23年3月)が
売上高:前年比26%増(19億5千万円)
経常利益:同3%減(2億5千万円)
と、売上の伸びが鈍化し経常減益となっても
会社予想を達成できます

ペットの高齢化に伴い
ペット医療も多様化・高度化が進んでいます
これに対応して
ペット医療保険に加入する飼い主も増え
加入率は上昇を続けています
今後も現行程度の収益成長の持続を期待できることから
通期の利益は会社予想を上回る公算が大きい
と判断しています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します