二輪車、四輪車のブレーキ部品が主要業務である
日信工業<7230>
http://www.nissinkogyo.co.jp/
の2011年3月期第2四半期累計(上期:2010年4~9月)の
売上高は前年比29%増の833億円
経常利益は同12倍の73億2千万円
となりました

【アジア高成長】
アジアのグループ会社の売上は
ブレーキ部品が二輪車・四輪車向けとも好調で
前年比40%増の328億円となりました
インドネシア、タイ、ベトナム、中国での売上が好調です

製品別では
二輪車向けが同41%増の261億円
四輪車向けが同27%増の362億円
と両方とも好調です

第2四半期(7~9月)の3カ月間のみで見ると
売上高:前年比21%増の420億円
経常利益:同3倍の35億6千万円

第1四半期(4~6月)の
売上高413億円
経常利益37億6千万円
にくらべ、利益は若干マイナスとなりました

ただ
アジアのグループ会社では
第2四半期の売上高、経常利益とも
第1四半期(4~6月)に比べても、伸びを続けており
アジアの好調は持続していると言えます

【計画上ブレ余地】
会社計画は
売上高:前年比13%増の1640億円
経常利益:同90%増の116億円
と発表されました

この計画は
下期(2010年10月~2011年3月)の
売上高が807億円(前年比微減)
経常利益が42億8千万円(同23%減)
となれば、達成出来ます

下期業績の為替前提は1ドル=80円
であるため、現在より更に大幅な円高にならなければ
会社計画は上ブレ余地があります

【海外の二輪、四輪は堅調
上期の海外子会社の売り上げが全売上高に占める比率は、70%
アジアにおける売り上げが全売上高に占める比率は、39%
ですから
海外の二輪車、四輪車が現状程度の拡大ペースが続けば
業績拡大ペースが大きく変調しないと思います

【油圧ブレーキ採用期待】
アジアでは、経済成長に伴い、二輪車市場が拡大していますが
経済成長により、道路整備も進んできたことから
二輪車の運転スピードが上がっているようです

運転スピードが上がることにより
より高度なブレーキが必要となり
従来の機械式のブレーキよりも、油圧式のブレーキの採用が増えているようです

油圧ブレーキの採用率は
インドネシアでは既に100%近いですが
市場拡大の見込める
中国では20%程度台
インドでは採用率が上がりましたが、それでも40%弱
と会社側では推測しています

今後、採用率の高まりにより
油圧ブレーキ市場は、二輪車市場よりも急拡大が見込めます

日信工業のメインの二輪車製品は油圧ブレーキシステムなので
売上の伸びは、アジアの二輪車市場より大きくなる可能性があります



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