このあいだ、初めて魚釣りをしたんです。
魚釣りといってもとても簡単な遊びみたいなものでしたけど…
なかなか釣れない
本当に釣れないんですね。
あまりにも長い時間魚達に無視されるから、水面上の世界と水面下の世界というのは完全に別世界なんだなということに驚きつつも感動。
確かに全くの違う世界なんだよな、かれらの生きているところは。
そんな世界にこっそーりと細い釣り糸垂らして、お情け程度の餌を泳がせても
そんな感じじゃ介入できないよな、そりゃそうだよなと。
うん、
でもね。
でもですよ。
万が一ひっかかってくれた魚がいたとしたら
その瞬間にごたごた言ってたこと全てが覆されて
その細い細い釣り糸がピーンと急に重くなって、ビビビッと二つの世界が繋がっちゃったりするわけですから
それはもうなんだか革命起きた感じになるのではないだろうか?
よくわかんないですが、長い時間私の存在を無いものとしながら泳いでいる魚達を眺めていたらそんなことを思いまして。
つまり、また魚釣りしたいなと。
あわよくば世界が繋がった瞬間を味わいたいなということです。
なにいってんだ!
水中の世界には多分前から惹かれているんだろうな