今年度の最大の外交テーマは、対露関係だと言う。
ただ、過度な期待は禁物だ。
確かに、かつては仮想敵国だったロシアとの関係は悪くない。
シベリア開発とのバーターで、3島ないし3.5島返還を予測する楽観論も少なくない。
だが、ハナシはそんな簡単とは、とても思えない。
何せ、不法占拠は69年も続いているのである。
今や、2世どころか3世の時代だ。ロシア人は北方領土にがっつり根ざし、確固たる地歩を築いているのである。
人口がいかほどだったか失念したが、少なくとも数万人が居住しているのである。
そんな島が、いきなり日本になったら、居住しているロシア人はどーなるのだろうか。
全員、シベリアに引っ越しするのか?まるでリアリティーがないと思いませんか?
ワタクシがプーチンなら、絶対に返還しない。
返還するとしても、数兆円の補償を日本に要求するだろう。
泥棒に盗まれた物を買い戻すのを、返還とは言わない。
まず、無理でしょう。
こんな、超難問を打開できるほど、日本に高度な外交力はない。